簡単な「質問」で相手を導く!

こんにちは。冨山です。

あなたは職場で、

後輩と「質問し合う」関係ができていますか?

 

「いちいち仕事の進捗などを確認するのは

相手にとっても疎ましいこと」

「細かい人だと思われたくない」

 

そんな思いから、後輩を指導する際にも

「なるべく口を出さない」

「相手に任せる」

という方針の人も多いことでしょう。

 

でも、必要な時に声をかけて

相手を正しい方向に導いたり、

相手の立場や実力、現状をわからせてあげるのは

指導者の役目です。

 

何でも好きにやらせる、

出来なかったら相手のせい…では

チームとしての仕事も成り立ちませんよね。

 

相手が〝どう行動していいか?〟を

高圧的ではなく、スムーズに伝える術が

「質問する」ことです。

 

たとえば後輩が締切りのある仕事を抱えた場合、

「この仕事はどのくらいでできそう?」

と質問する。

 

たったこれだけです。

 

たとえばその仕事を2時間ほどで終えてほしかった場合、

「2時間で終わります」と相手が答えれば、

「OK、じゃあ、よろしくね!」で。

本当は1時間で終わらせてほしかった場合の

「2時間で終わります」には、

「それ、急ぎなんで1時間でお願いできない?

私も協力するからさあ」と、相談を持ちかける。

相手が自分の実力以上の計画で

「1時間で終わりますよ」なんて言ったら、

「うーん、慣れない仕事だと思うから、

もう少し時間をかけてみようよ」と指導。

 

こうして、仕事を単なる「上からの押しつけ」ではなく、

自分で自分を見直し、自分で決めてやる、という

きっかけになるのが、あなたの簡単な質問です。

 

「○○の仕事を×時までにやっておいて!」

ではなく、相手からゴールを表明してもらい、

答えによっては軌道修正をしてあげる。

「相手に質問する」…。

とても簡単で些細なことだけど、

マネジメント効果は大きなものなのです!

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