「何でも質問できる」環境を創り出す!

こんにちは。冨山です。

 

前回このブログで

「相手に『質問』をすることで

スムーズに行動を指示する」

というマネジメント方法についてお話ししました。

 

「質問」して「答えてもらう」ことは

誰にでも簡単にできる会話のキャッチボール。

 

マネジャーからメンバーに気軽に質問することは、

実は職場の雰囲気を良くする効果もあります。

 

もちろん、高圧的な言葉はダメですよ!

 

そして、自ら質問することと同時に、

メンバーがマネジャーに気軽に質問できるという環境も

大事ですよね。

 

「なんで訊いてくれなかったの?」

「質問してくれたら仕事もスムーズに進んだのに」

 

メンバーに対してそんなふうに思ったことも

あるのでは?

 

でもメンバーとしては……。

 

「いつも忙しそうだから、時間を取らせちゃ悪いな」

「こんな些細なこと、質問しちゃいけないかな」

「いちいち訊いていたら怒られるかも」

 

なんて思っているかもしれません。

 

だから日頃から

「何でも、いつでも質問していいんだよ」

という空気をつくり出すことが必要です。

 

やり方は簡単。

「なんでも訊いてね」を

いつも口に出すことです。

 

「わからないこと、ある? あったら訊いてね」

「後でミーティングのときに、質問してね」

 

など、

「自分は質問はウエルカムなんだよ」

ということを表明します。

 

ここで気をつけなければならないのは、

質問された時の態度。

 

「何でも質問してね」と言っているのに

ちょっとした質問に対して

「そんなことは自分で考えてみて」

「ごめん、ちょっと忙しいんだけど」

なんて反応はNG。

〝言っていることとやっていることが違う〟

になってはいけません。

 

人間が行動を繰り返すのは

行動の結果が〝メリットのあるもの〟だった場合ですよね。

 

「質問したら喜んでくれた」

「質問したら怒られた」

 

「何でも気軽に質問」を繰り返すのは

どちらの結果でしょう?

答えは明らかですよね。

 

良い環境の職場を創り出すのは、

マネジャーであるあなたがメンバーに与える

〝メリットのある結果〟です!

———————————————-

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