こんにちは。冨山です。
今回も「行動の振り返り」について
お話しします。
振り返りの習慣のひとつとして
ぜひおすすめなのが、
夜、寝る前の「1日の振り返り」。
何のためにそうした振り返りをするか?
それは「1日を気分良く終える」ため。
人間の脳には、
寝る直前の感情を強く記憶する
という習性があるそうです。
また、睡眠中はその感情を
繰り返し再生するともいわれています。
つまり、嫌な気分のまま就寝すると
睡眠中も脳はその感情のままで、
良い眠りを得ることはできないということですね。
だから、1日の終わりは
気分良く終えなければなりません。
「でも、そこで1日を振り返っても
それで気分が良くなるわけじゃないでしょ?」
そう、そこで
振り返りにはちょっとしたコツを
取り入れましょう。
振り返るポイントは次の3つです。
①グッド(今日の〝良かったこと〟)
②バッド(今日の〝もっと良くしたかったこと〟)
③ネクスト(今日の〝これから改善したいこと〟)
ポイントは、まず①②③の順番で書くこと。
そして、グッドは3つ以上、バッドは1つだけにすること!
「ランチがおいしかった」
「○○さんと話ができた」
「面白い動画を見つけた」
「通勤電車で座れた」
「○○の仕事が成功した」
グッドは仕事に関係することでなくてもOK。
毎日の振り返りで「グッドをたくさん見つけられる」
クセをつけたいですね。
バッドは1つでじゅうぶんです。
「少し仕事が遅くなった」
など、これから改善できるようなことにします。
そしてネクスト。
バッドの改善案でもいいですし、
新たにチャレンジしたいことなどを書いて
ワクワクしましょう。
こうした振り返りを毎日の習慣にして、
気分良く眠りに就く。
それが翌日のパフォーマンスに
大きく影響してきます。
「1日を気分良く終える」
そんな毎日を過ごしましょう!
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