「ゆとりの時間」をあえて設けよう!

こんにちは。冨山です。

 
「なかなか〝仕事モード〟になれないのは、
 人間として当たり前のコト」
 
「だからそのことを
自分の性格だとかのせいにしてはダメ!」
 
前回、そんなお話をしました。
 
生活にはメリハリをつけて、だとか
切り替えが大事、だとかはよく言われること。
 
でも、それができないからみんな苦労しているんですよね。
 
「わかっているけど、できない」
 
これもまた、人の当たり前の姿です。
 
「気持ちを奮い立たせて」
「決意を固めて」
「よし! とやる気を出して」
なんて言えば簡単だけれども、
それができない。
 
だから、気持ちを変えるのではなく
まず「行動」を変えてみる。
これが行動科学セルフマネジメントの
アプローチです。
 
そして、オフからオンへ、
お休みモードから仕事モードへの切り替えの
ちょっとした、でも科学的であるコツはといえば……。
 
それは「ゆとりを持つ」というコト。
 
具体的にいえば、仕事を開始する前に
15分程度の「ゆとり時間」を持つことです。
 
連休を終えて仕事を開始するなんていう時も
休みの最終日には明日の仕事を考える時間を
あえて作ります。
 
そう、行動科学セルフマネジメントの基本である
「ちょっとずつやる」です。
「いきなり変える」「パッと切り替える」ではなく、
徐々に仕事モードになるための
アイドリングの時間を持つ、ということですね。
 
「ゆとりを持った生活スタイルを」
 
これもよく言われることですが、
それはセルフマネジメントでいえば
気持ちの問題はなく、実際にゆとり=余白の時間を設ける、
ということです。
 
こうして徐々にモードを切り替えるのが
科学的なやり方といえます。
 
とにかく大切なことは
「気持ちで何とかしようとしない!」
「自分の性格のせいにしない!」
ということです!

 
———————————————-

※7/19に新刊「ダラダラせずに、やるべきことに集中する技術 (知的生きかた文庫)」を出版しました。

気が乗らない。めんどくさい。できれば、さぼりたい……
どんな人にも、ついついダラダラしてしまう日があるもの。
できるだけ「ラクをしたい」のが人間の本能。
とくに、リモートワークのように1人で仕事をする環境では、
ダラけてしまうのも無理はないこと。

本書では、「やるべきこと」に集中し、会社でも在宅でも生産性を上げるコツを紹介します。

◎「小さな行動」を、とにかく始める
◎朝イチは「手を動かす作業」で始める
◎「25分集中→5分休む」をセットにする
◎「重要な2割」だけに力を集中してみる
◎「明日でもいいこと」は、ムリに「今日やらない」
◎寝る前に「今日よかったこと」を3つ思い出す
などなど、どこで、誰がやっても、効果絶大なメソッドが満載!

 

★新春開催決定★ 第27期 「教える技術」 認定資格 3級講座

■1月25日(水)13:00〜16:00

詳細、お申し込みは今すぐこちらから!
□新任リーダー/マネジャー の学びに
□部下や後輩、新人の指導にお困りの方へ
□これからの時代に必要なポータブルスキルのひとつ

毎回、多くの受講者が様々な理由でご参加いただいています。

 

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP