「できた!」「できる!」にフォーカスしよう!

こんにちは。冨山です。

 
目標達成のためには
「達成感」「自己効力感」を味わうことが
とても重要。
 
これは行動科学マネジメントの基本です。
 
「できた!」(達成感)
「できるじゃないか!」(自己効力感)
 
こう思えることが「行動のメリット」となり、
人はまた行動を繰り返し、
最終的なゴールに到達する、というわけです。
 
目標達成までにどれだけたくさんの
達成感、自己効力感を味わうためのゴールを
設定するか?
 
それがマネジメントのコツです。
 
とはいえ、
達成感や自己効力感を味わうことを
とても難しいことだと考えてしまう人も
大勢いるでしょう。
 
「達成感」
「自己効力感」
 
…たしかに、何だか特別な感覚のように
感じる言葉かも知れませんね。
 
でも、「できた!」や「できるじゃないか!」は
とっても〝日常的な〟ものなんです。
 
たとえば予定通りに仕事が終わった…。
 
これだって大げさにいえば
ひとつの成功体験です。
 
「予定通りに終わったぞー!」
「スケジュールどおりに動けるじゃん!」
 
〝そんな当たり前のことに〟と
思うことはありません。
 
「できた自分」を労い、
「できる自分」を称賛してあげるべきです!
 
これはビジネスマネジメントや
家庭での子育てでも同じです。
 
相手の行動に達成感、自己効力感を
与えてあげることができるのが
優秀なマネジャー。
 
「お客様に上手に対応したみたいだけど、
 そんなの仕事なんだからできて当然」
 
「今日も宿題を済ませたみたいだけど、
 それは当たり前にやらなきゃならないことだからね」
 
そんなふうに流さないで、
相手が「行動した」という事実を認めてあげましょう。
 
達成感や自己効力感は
決して「大変なこと」「難しいこと」を克服したから、
「大きな目標をクリアしたから」味わえる、
というものではないのです。
 
「できた!」「できる!」にあふれた毎日を!

 
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