「行動科学マネジメント」の誤解について

 行動科学マネジメントは、「難しい」?

 私が研修講師として企業でお伝えしている
 「行動科学マネジメント™」や「行動習慣化トレーニング™」は、
 人の性格や感情ではなく『行動』そのものに着目し、個性は尊重をしたまま変えないというものです。

このような説明をすると、こんな感想をいただくことがあります。

 ●「なんか難しそうなマネジメントですね‥‥」
「部下の個性に合わせて対応しなくていいのでしょうか」

特に、人付き合いが好きな男性上司の方や感性が豊かな女性リーダーの方から質問を受けることはおおいです。

もちろん上司と部下は「人」と「人」の関係なので、
なにより絆をつくる上でも関係構築は大切ですが、個性は尊重するものであり変えることができないという考え方です。

「お客様第一目線で考えることが大切よ!」
「常にお客様が満足できるような接客を心がけてね!」

 例えば、このような指導を後輩や部下に伝えたとします。

 抽象的な指示は曖昧なので、接客に慣れている人なら問題なく業務に対応できます。
たまたま接客の仕事に就いたけれど、学生の頃にも経験がなく苦手な人もいるかもしれません。

そのような人に個性を尊重するような指導だけしても成長するのには時間がかかります。

 具体的に『行動』でなにをしたらいいのか教えてあげる必要があります。

 行動科学マネジメントの基本の考え方は、
一人ひとりの働く方たちが、仕事をするうえで小さな達成感を積み重ねて、
わたしはこの職場で頑張りたいという「自己効力感」を高めて、最終的に「自発型人材」へと成長してもらうことです。

 ぜひ皆さんのチームでも関係構築と合わせて、
一人ひとりの個性を尊重しながら、曖昧な指示ではなく具体的な行動で教えてあげてほしいと思います。☆彡

 

行動習慣コンサルタント®
行動定着コーチ®     冨山真由

 

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