現代社会は忙しいですよね。
朝から夜までやることが盛りだくさん。
まさに「効率・時間・スピード」の勝負です。
本当にすべて対応するべき業務内容でしょうか?
電話対応、メール対応、資料作成、プレゼン準備などなど。
近年は、働き方改革の推進で定時に帰宅が義務付けられています。
いくら時短を心がけても一日の勤務時間に対応できる業務にはかぎりがありますよね。
そういう時には!
『やらなくていいことを見つけましょう』
すべて自分が対応する必要はありません。
一週間の業務を棚卸するのをお勧めします。
意外と自分以外でも対応できる内容があるはずです。
ここで完璧主義な人は要注意!!
一から十まで自分が手をかけないと気が済まないタイプです。
例えば、営業のステップを5段階に分けるとしましょう。
第1段階:電話のアポ取り
第2段階:お客様への資料準備
第3段階:お客様への企業訪問
第4段階:お客様への提案資料の作成
第5段階:提案のためのプレゼン
これらを一人でまわしている場合には、自分が「やらないこと」を決めます。
行動科学マネジメントでは、「劣後順位」という考え方です。
あまり「劣後順位」という言葉は、馴染みがないかもしれませんね。
「優先順位」という言葉は聞きなれているかと思います。
優先順位は、一から十のうち「やること」を順番に決めていきます。
劣後順位は、一から十のうち「やらないこと」を順番に決めていきます。
例えば・・・
・新規の電話アプローチ(自分はやらない/後輩に任せる)
・提案資料の送付(自分はやらない/営業事務に任せる)
・既存のフォロー対応(自分はやらない/同僚に振り分ける)
このように自分がやる必要のないことを明確にすることをお勧めします!
ぜひ年内に取り組んでみてください。
行動習慣コンサルタント®
行動定着コーチ® 冨山真由
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