こんにちは。
人材育成コンサルタントの冨山です。
前回のブログでは、
「朝礼」に関するお話をしました。
「朝礼は3分間」
「コミュニケーションの回数を増やすため、毎日」
「重要なのはTO DOの確認」
ということをお伝えしました。
こうした朝礼を行うのであれば、
必ず組み合わせてやっていただきたいことがあります。
それは「振り返り」です。
ビジネスの現場でいえば、
「終業時の夕礼」がそれに当たりますね。
この夕礼の時間は、5分間がおすすめです。
まずは個人でTO DOの確認をしてもらい、
できたことには○をつけ、できなかったことには×をつけます。
それをリーダー、マネジャーに報告し、リーダー、マネジャーはそれを確認をします。
自分の行動を「記録」し、できたかできなかったかを「明確化」「見える化」する。
チームのメンバーに対応してもらうことで、リーダー、マネジャーはメンバーの行動を把握することができ、フィードバックを与えることができるわけです。
この「振り返り」、
実は多くの現場であまりできていないのが現実です。
メンバーも忙しい……。
マネジャーも忙しい……。
残業はできないから、明日に繰り越し。そのまま振り返りを忘れたまま時間だけ過ぎることも。
いろんな事情で、TO DOの確認と振り返りができない場があります。
当たり前のことかもしれませんが、TO DOの確認とは、
「(これから)やることの確認」だけではありません。
今日「やれたこと」「やれなかったこと」を明確にする。
そうすることで、自分にどんな行動が必要か見えて、
あるいはリーダー、マネジャーは、メンバーがどこでつまずいているか分かり、明確な指示が出せるようになります。
「効率化」を目指そうとすると、
どうしても業務ばかりに集中してしまいがちです。
こうした「振り返り」の習慣を持った現場のほうが、
実は無駄のない毎日を送ることができます。
ぜひ、皆さんの職場でも実践してみてくださいね。
行動習慣コンサルタント®
行動定着コーチ® 冨山真由
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