こんにちは、冨山です。
「机の上には必要なモノだけが置いてある」
これが整理整頓の「基本のキ」だということは、
以前のブログでもお伝えしましたね。
では、整理整頓で次にやるべきこととは?
それは
「モノが置かれる場所を決める」
ということ。
そう、これって、机の上の整理整頓だけでなく、
部屋全体、家全体にも当てはまることですよね。
「定物定置」(ていぶつていち)
という言葉を聞いたことがありますか?
要するに
「決まったものを決まった場所に置く」
ということ。
「ハサミはどこだったっけ?」
「印鑑はどこにしまってたっけ?」
「あれ~? ホッチキスがない~」
「あの書類、どのファイルに入れたっけ?」
「っていうか、ファイルが見当たらないんだけど!」
……モノを探している時間って、
全くのムダですよね。
職場であれば、仕事の効率もグンと下がってしまいます。
だから「定物定置」は
仕事の基本ともいえるもの。
このルールは、
多言語の国(アメリカとか)や地域の職場では、
広く普及しているものです。
イラストや写真で「何をどこに置いておくのか」を
明確にして、共有するのです。
あなたも今日から「定物定置」を
取り入れてみませんか?
やり方は簡単。
モノの使い勝手を考えて配置したら、
その状態を写真に撮って保存しておくのです。
常に写真と同じ状態にしておけば、
つまり常に同じ位置に同じモノが置かれていれば、
いつまでも整理整頓された状態が続きます。
使い勝手を考えて、使いやすい場所にモノを置く。
その状態を続けられるようにする。
これもまた、大切なセルフマネジメントのひとつです。
これなら、あなたの性格や精神力、
癖などは関係ありませんよね?
「片付けられないのはだらしない性格のせい」
「すぐにモノが無くなるのも性格のせい」
……いいえ、そんなことはありません!
ちょっとした工夫、「やり方」を覚えるだけで、
あなたの仕事の効率や生活の利便性は、
すぐに変わるのです。
この記事へのコメントはありません。