声をかけた回数を数えてみよう

こんにちは。冨山です。

 

リーダー、マネジャーにとって、

メンバーとの信頼関係があるということは必須の条件。

 

信頼関係構築のためには、

まず相手の「存在」を認めてあげること。

そのためには「挨拶」をすることが

もっとも簡単な手段であること。

 

以前ブログでお話ししたことですね。

 

では、リーダー・マネジャーであるあなたは

「どのくらい」チームメンバーと

コミュニケーションを取っているでしょうか?

 

「どれくらいと言われても……」

 

そう困惑する人も多いはずです。

 

なぜ困惑するかといえば……。

 

それは

「コミュニケーションの量なんて

計測していないから」

ということでしょう。

 

コミュニケーションは目に見えるものではない。

だから計測できない。

 

「どれくらい信頼関係があるか」

と言われても、それも困る……。

 

と考える人も多いはずです。

 

でも、それだと、

結局「内面の話」になってしまうわけです。

言い方を換えれば、

自分の解釈次第でどうにでもなる。

「自分はコミュニケーションを取れている」

「信頼関係構築はOK」

なんて〝思い込んで〟しまうだけかも。

 

だから、コミュニケーションに関しても、

具体的に計測しなければならないのです。

 

でも、どうやって?

 

実はこれもまた簡単なことです。

 

「挨拶の回数、メンバーに声をかけた回数」

 

を数えるだけ。

 

「おはよう」

「お疲れさま」

「今日の予定は?」

「○○はどうだった?」

「何か困っていることは?」

 

などなど、

1日のうちにどれだけメンバーに声をかけたかを、

記録に残しておくのです。

 

大げさな作業ではありません。

メモに「正」の字を書いていくような、

そんな感じでいいんです。

 

たとえばあなたも、

仲のいい人には頻繁に声をかけるけど、

苦手な相手には話しかけない、

ということがあるはずです。

 

でもこれって、マネジメントとしてはどうでしょう?

 

コミュニケーションの多い人とは

信頼関係が築けるけれど、

少ない人とは、いつまでもそのままです。

 

そう、まずはコミュニケーション=声かけの回数

と考えてみましょう。

そしてそれがどのくらいあるのか?

以前と比べて増えているのか?

を検証してみましょう。

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