こんにちは、冨山です。
以前、職場での信頼関係を築く方法として
「挨拶」「声かけ」、そしてそれらの
「回数を数える」というお話をしましたよね。
そう、大事なのは回数、
つまりコミュニケーションの肝は
〝頻度〟なんです。
でも、多くのリーダー、マネジャーは
どうしても職場でのコミュニケーションに〝質、
つまりは「濃密さ」を〟求めてしまいます。
「しっかりと向き合って相手(部下)の話を
聞かなくちゃならない」
「相手が納得いくように、
懇切丁寧に話をしなければならない」
そう考えてしまうんですよね。
でも本当は、そんなことはないんです。
「コミュニケーションは回数」
だから、
わざわざある程度の時間を確保して話をしなきゃとか、
じっくり話すために場所(会議室とかお店とか?)
を押さえておくことはありません。
そうやって構えてしまうことによって、
相手と話すこと=コミュニケーションを持つことが
面倒になってしまうんですね。
「面倒だから」は、行動の大敵!
わざわざ自分をそんな立場に追い込む必要はありません。
もっと気楽に考えたほうが、うまくいくんです。
たとえば休憩スペースで何気なく話を聞くだけでもいいし、
デスクの横に立って声をかけるだけでもいい。
おすすめなのは、「立ち話」です。
リラックス空間では、人は
「近すぎず、遠すぎず」の心地よい位置を選んで
立つといいます。
つまり、決められた場所で座って話すよりも、
立ち話のほうがリラックスできる。
面倒でもない。
だから、回数も増えるんです。
一定のスパンでの
まとまった時間を取ったミーティングも
マネジメントでは必要です。
でも、それよりももっと大切なのは、
日々の声かけ。
必要なのは、回数。
そのためには、面倒ではなく、
お互いがリラックスできる方法で接することがポイントです。
ちょっとした「立ち話」……。
これはマネジメント的にも効果の高い、
おすすめのコミュニケーションです。
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