「ありがとう!」の効果を知る

以前このブログで、

「挨拶」をすることの威力(?)について

お話ししました。

 

人は自分の「存在」を認めてもらいたいもの。

だから挨拶ひとつでも、

「自分の存在をちゃんと認めてくれた」と感じ、

信頼関係を構築できるわけです。

 

このように、

「自分の存在を認めてもらいたい」

という思いは、

専門的には「存在承認欲求」といわれるものです。

 

そして、この存在承認欲求の他にも、

人は「認めてもらいたい欲求」があります。

 

それは

「自分のやったことを認めてもらいたい」

というもの。

 

たとえば子どもがテストのための勉強をしているとします。

テストで良い点を取ったときにほめるのは、

「結果承認」となります。

そうではなく、テストの勉強をしていることそのものをほめる。

「今日もしっかり勉強してるね!」といった声かけが、

行動承認です。

 

ビジネスでいえば、

たとえば営業パーソンが良い成績を挙げたことをほめるのではなく、

日々の行動目標(訪問件数など)をクリアしていることをほめるのが、

行動承認ということになります。

 

「良い結果さえほめれば、人はやる気を出すだろう」

 

そんなふうに考えている人はいませんか?

 

結果とは、あくまでも行動の先にあるもの。

望ましい行動が望ましい結果につながる、

行動の積み重ねが結果であるわけですから、

行動承認はとても大切なことなんです。

 

じゃあ、日常で簡単にできる行動承認といえば?

 

そう、それは「ありがとう」という声かけです。

 

相手が望ましい行動をしたときにかける

「ありがとう」という言葉……。

これが相手の行動を「強化」します。

つまり、「ありがとう」と言われたその行動を

繰り返すようになるんですね。

 

こうして相手を認めることで、

当然信頼関係が生まれます。

信頼関係がマネジメントの基本であるというのは、

何度もお伝えしていることですよね。

 

この「ありがとう」のポイントは、

相手が(望ましい)行動をしたら、

すぐにその場で言う、ということです。

 

「いや、いつもメンバーには感謝の気持ちを

持っているんですって」

 

……それでは伝わりません。

行動、つまり「言葉をかける」ことで、

相手は「承認された」と感じるわけです。

 

これって、職場のみならず、

家族関係、パートナーとの関係でもいえることでしょう。

 

あなたは「ありがとう」を

ちゃんと言葉で伝えていますか?

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