「行動をコントロールする」ということ

こんにちは。冨山です。

 

このブログでお話ししているマネジメント

(ビジネスマネジメント&セルフマネジメント)の

根幹となっているのは、

意図的に「行動をコントロールする」というものです。

 

そう、これが「行動科学マネジメント」です。

 

では、「行動をコントロールする」とはどういうことか?

 

「コントロール」というと何だか難しい感じがしますが、

基本的なアプローチは極めて単純。

 

・行動を増やす

・行動を減らす

 

これだけなんです。

 

このときの「増やしたい行動」を

「不足行動」といい、

「減らしたい行動」を

「過剰行動」と呼びます。

 

たとえばダイエットのことを考えてみましょう。

 

筋トレ、有酸素運動、

あるいは運動時間確保のための「早起き」などが、

目標達成のために「増やしたい行動」、

つまり「不足行動」です。

そして「間食」「お酒(の席)」や「夜更かし」などが、

目標達成のために減らすべき「過剰行動」ですね。

 

これらをコントロールするというのが、

これまでにもお話ししてきた

「行動を起こしやすくする工夫」であったり、

その逆の「行動を起こしにくくする工夫」です。

 

たとえばジョギングをしやすくするためには

「ランニングシューズを出しておく」

「お気に入りのウェアを買う」

といった工夫ができますし、

間食をしにくくするには

「お菓子を買わないように、帰宅の経路は

コンビニのないところを」

といったことが考えられますよね。

 

これは立派なセルフマネジメントです。

しかも「意志の力」や「精神力」は

全然関係ないということも

おわかりいただけるでしょう。

 

「サクサク行動できる人」

「行動力がある人」

「何でもすぐやる人」

というのは、

「意志が強い人」「そういう性格の人」

とイコールではありません。

(無意識にも)「行動をコントロールできている人」

といえるでしょう。

 

あなただって、日常のちょっとした工夫で

「サクサク行動できる人」になれるし、

そのことによって

「目標達成できる人」になれます。

 

それは決して難しいことではないのです。

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