「振り返りノート」でクヨクヨを断ち切る!

こんにちは、冨山です。

 

前回のブログで、イライラ、モヤモヤ、クヨクヨの原因として「認知のゆがみ」というものがある、とお話ししました。

 

そしてこの「認知のゆがみ」を解消する手段は、「事実にだけ目を向ける」ことであり、そのためには、感情を紙に書き出せばいいと……。

 

私も以前は、何かちょっとしたことがあるとすぐに気にしたり落ち込んだりしたものです。「なんであの人は私にあんな態度だったんだろう?」なんて考え込んで、寝不足になるなんてこともよくありました。

 

落ち込んだり悩んだり、は人間の常。ある意味それは仕方がないことかもしれません。でも、いつまでもその悩み、イライラ、モヤモヤ、クヨクヨに囚われていると、仕事のモチベーションも低下してしまいます。

 

何より、毎日が楽しくないですよね?

 

だから、何か気になることがあったら、すぐに手を打たないといけない。

 

その方法が「紙に書く」ということなんです。

 

「マネジャーからダメ出しをされた」

 

たとえばそんな「事実」のみを、まずは書き出します。これだけでも実は効果があるんです。

 

「認知のゆがみ」とは、「そマネジャーからダメ出しをされた」ことから、「だから私は能力がないんだ」「マネジャーは私のことが嫌いなんだ」とあれこれ飛躍してしまうということです。

 

紙に書かれた事実のみに目を向ければ、冷静になって起こった出来事は〝それだけのこと〟だと思えるでしょう。

 

さらに次のステップとして、モヤモヤした気持ちを吐き出す意味でそのときの感情を書き出してもいいでしょう。「あんなに頑張ったのに、ガッカリだ」「マネジャーのこと、少し嫌いになった」なんて、正直に。

 

そして大切なのは、さらに次のステップとして「ネクストアクション」を書き出すことです。「ダメ出しの理由をもっとちゃんと聞こう」「違う方法でいこう」など、その事実に対応する行動を書き出してみるのです。

 

一連の作業で、冷静になれると同時に、改善策を立て、負の連鎖を断ち切ること、つまり「いつまでもクヨクヨしない」ようになります。

 

この「振り返りノート」、ぜひ試してみてください。

 

頑張り過ぎも、クヨクヨし過ぎも、禁物ですよ。

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