こんにちは、冨山です。
前回、物事を継続させるコツとして、
行動に対する「ごほうび」を
設定しましょうというお話をしました。
何かをやったら「ごほうび」。
継続したら「ごほうび」。
こうして物事を続けることが
楽しい=メリットのあるものになれば、
習慣化はラクにできます。
なんだか自分を甘やかしているようだと思いますか?
いいえ、何度もいうように、
物事を続けることに、精神力は必要ないんです。
歯を食いしばって、我慢して……なんてことでは、
逆に行動は続きません。
ラクに、楽しく行動するための工夫……。
いってみれば、
これが行動科学的なセルフマネジメントです。
そのために、とっておきのコツをもうひとつ……。
それは
「人の力を借りる」ということ。
行動に人の力を借りる?
これは別に、人に手伝ってもらうという意味ではありません。
簡単にいってしまえば、
人に「応援してもらう」のです。
人から応援されることで、
行動を繰り返す。
これも科学的なマネジメントであり、
行動科学では「サポーター」と呼ばれています。
たとえばランニングを終えたら
パートナーから「今日もがんばったね」と
言ってもらう。
達成したいノルマを同僚に伝えておき、
それが達成した際には「お疲れ様~!」と
ほめてもらう……。
こんなちょっとした励ましが、
行動の継続に大きな効果をもたらすのです。
そう、応援されること、励まされることもまた、
行動の結果として得られる「ごほうび」ですもんね。
もちろんこれは他人に対しても同様。
以前もブログでお話ししましたが、
旦那様に家事を手伝ってもらう際には
必ず感謝の言葉をかける。
部下を「ほめる」ことは、
大きな「ごほうび」となる。
あなたも、「一人で黙々と頑張る」なんて思わないで、
周りの人の「応援」の力を借りてみましょう。
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