こんにちは、冨山です。
前回のブログでは、
「突然、新しい業務(作業)を振られたとき」
の対処法についてお話ししました。
でも、逆にあなたが誰か(部下や後輩)に
急に仕事をお願いしなければならない、
ということもあるかもしれませんよね。
もちろん、そんなことになるのは
チームとして効率化が
うまくいっていないということ。
体制やルールを見直す必要はあるでしょう。
とはいえ、
どうしても緊急の仕事をお願いしなければならない
となったら……。
こんなとき、
「人にお願いするのは悪いから」
「自分でやっちゃったほうが早いから」
と、何でも自分で抱え込んでしまう人もいるでしょう。
(かつての私は完全にそういうタイプでしたね…)
しかしそれでは、
いつまでたっても自分に負担がかかるだけ。
本来の仕事や
チームとしての大きなゴールにまで影響が出ては
身もフタもありません。
そこで、人に急な仕事を頼む際に大事なことは?
もうおわかりですよね。
そう、前回と同様です。
①「何のために」「いつまでに」やるのかを明確にして
②そのうえで「相手にできるか」を判断して
③相手の現状を確認する
ということ。
さらにいえば、
④期日を明確にして
⑤具体的な言葉を使う
ということも忘れずに
「なる早で」「大至急ね」だとか
「できる範囲でお願い」なんて
曖昧な言葉はNGですよ。
そしてもうひとつ大事なことが……。
それは相手に対する「感謝の言葉」を
忘れないということ。
「そんなの当たり前」
と思う人もいるでしょう。
でも、リモートワークで
メールのやりとりや
オンライン上での会話に慣れてしまうと、
ついついこうした「当たり前のこと」も
忘れてしまうものです。
これは道徳的な意味だけではなく、
〝科学的な〟意味も持つこと。
感謝や承認が相手の行動に影響を及ぼすことは、
このブログでも何度もお話ししてきましたよね。
リモートでもリアルでも、
人の行動原理は基本的に同じ。
「当たり前のこと」って、
とても重要なんです。
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