やる気が出ないければ声を出せ?

こんにちは、冨山です。
 
「何となく、仕事のやる気が出ない」
 
そんなとき、あなたはどうしていますか?
 
行動科学マネジメントでは、
「やる気をアップさせる」だとか
「モチベーションを高める」などと、
精神的なアプローチをすることはありません。
 
「やる気が出ない」とはすなわち、
「行動しづらい」状態。
ですから、セルフマネジメントでいえば、
自らを行動に促す働きかけをすればいいわけです。
 
とはいえ、多くの人が
「やる気が出ない」ことに
精神的な理由を求めがちです。
そして
「やる気が出ないのは、仕方がないこと」
「明日にあればもっとやる気になるかも」
なんてあきらめて、ダラダラ仕事をしてしまう……。
 
そんなこと、あなたもありませんか?
 
職場にいれば周りの目も気になり、
出勤したということで「仕事モード」にも
なれるでしょう。
 
でも、1人自宅でのリモートワークでは?
 
「今、このとき」に仕事をしていないからといって、
誰か(上司)から態度を注意されることもありません。
やる気が出ないままにずっとパソコンでネット検索、
やる気が出ないからと外出してしまう……。
 
これでは仕事になりませんよね?
 
そこでオススメしたい、
やる気が出ないときの対処法、
「仕事モードへの切り替え」のコツがあります。
 
それは
「これから仕事をする」ということを
声に出す、というもの。
 
「え? 何それ?」
と思うかもしれませんが、
これは専門的には「言語プロンプト」と呼ばれる
行動変容のテクニックなんです。
 
「さあ! 仕事をするぞ」
「よし! 始めますか!」
「まずは○○○を!」
 
なんて、ダラダラした自分を励ますような、
そんな言葉を〝実際に声に出す〟のがポイントです。
 
自分の口から出た言葉を
自分の耳で聴く。
そうすることで脳が反応し、
仕事モードとなるのです。
 
これは精神論や気持ちの問題ではなく、
れっきとした科学的な手法。
あなたも「よし!」を、元気に声に出してみてください。

 

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