こんにちは。冨山です。
今制作中の
「リモートワークの際のセルフマネジメント」
でも触れていることですが、
働く環境や仕事のやり方が変わっても、
決して忘れてはならないことがあります。
それは
「がんばり過ぎない」こと。
このブログでも何度かお話ししていることで、
私の、
働く女性への変わらないメッセージです。
「仕事は100%ではなく、80%くらいの力で」
というのが、行動科学マネジメントの考え方です。
100%の力を出し続け、毎日自分に負荷をかける…。
そんなことは、ずっと続けられることではありませんよね。
やがて心身の限界が来て、バーンアウトしてしまう。
いわゆる〝燃え尽き症候群〟になってしまうのです。
なぜ私がこのことにひときわ着目するかというと、
それはかつて、私自身が「がんばり過ぎ」で
体調を崩したという経験があるからです。
「何が何でもやらなきゃ」
「自分ががんばれば人に迷惑をかけないで済む」
そんな思いから、ただがむしゃらに仕事をすることしか
頭になかったんですね。
でも、それで心身の調子が崩れてしまっては、
かえって人に迷惑をかけることになる…。
がむしゃらにやっている時って、
そこまでは気が回らないものです…。
リモートワークでは、
さらにこの「がんばり過ぎ」に
気をつけなければなりません。
あなたの仕事を目の当たりにして
「ちょっとがんばり過ぎじゃない?」
と言ってくれる人もいない、
「出社」「退社」という線引きがなく、
自宅で、やろうと思えばいつまでも仕事を続けてしまう…。
そんな環境では、自分のがんばり過ぎは
自分でブレーキをかけるしかありません。
とはいえ、「がんばり過ぎない」とは、
もちろん「仕事は適当でいい」という意味ではありません。
自分に負担をかけない効率的なやり方、
上手な時間管理、休息など、
「がんばり過ぎなくても良い仕事ができる」
環境を整えるということ。
新刊では、そのためのさまざまなコツを紹介しています。
只今、出版社とともに
原稿完成に向けてのクライマックス!
楽しみにしていてください!
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