「ありがとう」が相手を後押しする!

こんにちは。冨山です。
 
「相手の承認欲求を満たしてあげることが
 家族(パートナー)に家事を協力してもらう際の
 ポイント」

 
前回、そんなお話をしました。

 
承認欲求を満たすことは、
人間の心理・行動原理に基づいたマネジメントの
重要な要素です。
これはビジネスでも家庭でも変わらないことですね。
 
そんな大切な承認欲求が
「挨拶」というちょっとした習慣で満たされるというもの、
前回お話ししました。
 
そしてもうひとつ、
ビジネスにおいても、プライベートにおいても
とても簡単なんだけど、ついついやらなかったりする
承認欲求を満たすための行いがあります。
 
それは……
 
相手に「お礼」を言うこと。
 
「そんな当たり前のこと?」
と思うかもしれませんが、
実はこの「当たり前」ができていない人が
結構多いのです。
 
それは感謝の気持ちがないとか、
上から目線でえらそうにしている、ということではなく、
そもそも相手がしてくれたことを
それこそ「当たり前」に捉えているからなんですね。
 
ちょっとした雑用をした際に
ちゃんと「ありがとう」と言う上司と
「そんなことはやって当然」と無反応な上司。
より「これからも協力したいな」と思うのは、
当然前者のはずです。
 
あなたにもそんな経験はありませんか?
 
家庭内でも同じです。
 
あなたが家庭内のマネジャー役となって
家族に動いてもらう(ちょっと大げさですが)には、
「そんなのやって当然でしょ」
「私だっていろいろやってるんだから」
という思いは置いておいて。
 
「手伝ってくれてありがとう」
「助かったわ!」
 
と、相手の行動を〝承認〟してあげましょう。
 
もちろん、心の中で思うだけでなく、
相手に伝わるように声に出して言わないと、
意味がありませんよ。
 
これも〝人を動かす〟マネジメントのスキルです。

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP