行動科学な人に優しい!?

こんにちは。冨山です。
 
前回のブログでは、
「明日できることは、今日はやらない」
「人に任せられることは、自分ではやらない」
という、劣後順位のススメについてのお話をしました。
 
もちろんこれは精神論的なことではなく、
人間の行動原理を鑑みた
効率的に仕事をするコツです。
 
・ちょっとずつ、やる。
・自分にごほうびを与える。
・「~ねばならない」をやめる。
・行動のハードルを下げる
そして
・明日できることは、今日はやらない。
 
…こうして挙げてみると、
行動科学マネジメントのノウハウは
「人に優しい」ものばかりですね 笑
 
もちろんこれらは実験、検証に基づいた
科学的なノウハウです。
 
そんななかでもぜひ今覚えていただきたいのが、
「8割主義」という姿勢です。
 
以前このブログでも
「仕事は常に80%の力で」
というお話をしました。
いつも100%の力を振り絞ってがんばり過ぎる…。
「まだまだこんなんじゃダメだ!」と
完璧主義を貫こうとする…。
そうした果てに、バーンアウト(燃え尽き症候群)してしまう、
ということもよく聞く話です。
(実際にかつての私がそうでした…)
 
生真面目な人は何事においても全力投球しがち。
でも、それで物事が長続きしなかったり、
仕事のパフォーマンスが下がったり、
あるいは燃え尽きてしまう! なんてことになっては
本末転倒です。
 
「8割主義」を心掛ける、
つまり常に80%のパフォーマンスを続けていると
結果的に毎日の仕事のパフォーマンスが
引き上けられることにお気づきになると思います。
 
「自分を追い込まない」
「完璧を求めない」
 
緊急事態宣言が明け、これからの仕事のやり方も
多少変わってくるかもしれません。
 
そんな今だからこそ、
「いきなり全力で!」は禁物!
 
8割主義でいきましょう!

 
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※7/19に新刊「ダラダラせずに、やるべきことに集中する技術 (知的生きかた文庫)」を出版しました。
 
気が乗らない。めんどくさい。できれば、さぼりたい……
どんな人にも、ついついダラダラしてしまう日があるもの。
できるだけ「ラクをしたい」のが人間の本能。
とくに、リモートワークのように1人で仕事をする環境では、
ダラけてしまうのも無理はないこと。
 
本書では、「やるべきこと」に集中し、会社でも在宅でも生産性を上げるコツを紹介します。
 
◎「小さな行動」を、とにかく始める
◎朝イチは「手を動かす作業」で始める
◎「25分集中→5分休む」をセットにする
◎「重要な2割」だけに力を集中してみる
◎「明日でもいいこと」は、ムリに「今日やらない」
◎寝る前に「今日よかったこと」を3つ思い出す
などなど、どこで、誰がやっても、効果絶大なメソッドが満載!

 
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