「損をしたくない気持ち」を利用する!

こんにちは。冨山です。
 
「プライベートの予定を
 真っ先にスケジュール帳に入れて
予定をブロックしてしまう」
 
前回、
周りに流されずに自分の時間を確保して
充実した毎日を過ごすために、
そんな行動をおすすめしました。
 
でも、なかには
「そうはいっても
 その予定どおりにやるのが難しい…」
なんて人もいるかもしれませんね。
 
プライベートの予定は
どうしてもやらなきゃならないこと
というわけではなく、仕事を優先した結果
都合によってすぐに変更できてしまいます。
あるいは
「別にいつでもできるから」
「今日じゃなくてもいいや」
なんて、優先順位も低くなりがち。
 
それでもプライベートの時間を確保するためには?
 
ここでも
「とにかく○○をするぞ!」
などと、自分の意思や決意に頼っていてはダメです!
 
とにかく行動!
 
プライベートの予定を実行する理由を
強化するのです。
 
具体的には
「(予定に対して)先にお金を払ってしまう」
なんて方法が挙げられます。
 
レストランに予約を入れてしまう。
旅行の計画を立てて交通のチケットを買っておく。
習い事やジムなどは会費を払ってしまう。
 
人はどうしても
「損をしたくない」「元を取らなきゃ」と
考えてしまうもの。
これは行動経済学で「損失回避性」と呼ばれるものです。
 
この人間の習性を利用して、
プライベートの予定の実行を後押しするわけですね。
 
簡単なことかもしれませんが、
これも科学的なセルフマネジメントの一手段です。
 
プライベートの予定が守れずメリハリのない仕事生活…。
だからといって
「自分は生活にメリハリをつけられないんだなあ」とか
「意志が弱いんだなあ」なんて落ち込むことはありません。
物事を実行するためには、そのための行動を!

 
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気が乗らない。めんどくさい。できれば、さぼりたい……
どんな人にも、ついついダラダラしてしまう日があるもの。
できるだけ「ラクをしたい」のが人間の本能。
とくに、リモートワークのように1人で仕事をする環境では、
ダラけてしまうのも無理はないこと。
 
本書では、「やるべきこと」に集中し、会社でも在宅でも生産性を上げるコツを紹介します。
 
◎「小さな行動」を、とにかく始める
◎朝イチは「手を動かす作業」で始める
◎「25分集中→5分休む」をセットにする
◎「重要な2割」だけに力を集中してみる
◎「明日でもいいこと」は、ムリに「今日やらない」
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