勉強を続けるには「他人の力」を利用!

こんにちは。冨山です。
 
突然ですが、
あなたは「勉強」って好きですか?
 
さまざまなスキルの習得のため、
資格取得のため、語学習得のためなど、
大人になってからも勉強が必要なことって
たくさんありますよね。
 
自分の好きなこと、興味のあることであれば、
忙しい毎日の中でも、時間を割いて勉強したい。
でも、「やらなければならないこと」であれば
続けるのは難しい。
 
「よし! がんばるぞ!」
と固く決意しても、先延ばしにしたり、
三日坊主で終わってしまったり…。
 
そう、これは人間の行動原理です。
 
また、「すぐに結果が出ない」ことは
なかなか続かない…というのも
人間の行動原理。
勉強って、その代表みたいなものですよね。
(それからダイエットも!)
 
だからそもそも、勉強を続けることって、
大変なんです。
 
そこで、行動科学的な「勉強を続けるコツ」を。
 
まず、「勉強は一人でやらない」こと。
たとえば数人の仲間と一緒に
定期的な勉強会を開催します。
「毎週○曜日は勉強の日」
といったルールを他人と共有することで、
いい意味での強制力が働くのです。
 
ただし、あまり厳しいルールを決めてしまうと
「やっぱり無理。他の人にも迷惑かけちゃうから、
 私は抜けよう」
なんてことにも。
「人と一緒のほうが楽しいよね」なんて感じで
気軽に考えたほうがいいですね。
 
それから、
「勉強したことを人に伝える」というのもおすすめ。
今はSNSの投稿なので、簡単にできますよね。
「私は今、こんなことを勉強しています」という表明も
継続の後押しとなります。
それに「他人に教えること」が学習定着率を高めることは、
アメリカ国立訓練研究所の調査で証明されています。
勉強したことを確実に身につけるためにも、
「人に伝える」ことは有効なんです。
 
そうやって、
自分の知識やスキルが向上していることを実感したら…
そう、その事実自体があなたを後押しします。
「できた!」という達成感と
「やればできるんじゃん!」という自己効力感。
これが物事を続けさせるんです。
 
「人と一緒にやる」
「人に教える」
〝他人の力〟を使って、楽しく勉強を続けましょう!

 
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気が乗らない。めんどくさい。できれば、さぼりたい……
どんな人にも、ついついダラダラしてしまう日があるもの。
できるだけ「ラクをしたい」のが人間の本能。
とくに、リモートワークのように1人で仕事をする環境では、
ダラけてしまうのも無理はないこと。
 
本書では、「やるべきこと」に集中し、会社でも在宅でも生産性を上げるコツを紹介します。
 
◎「小さな行動」を、とにかく始める
◎朝イチは「手を動かす作業」で始める
◎「25分集中→5分休む」をセットにする
◎「重要な2割」だけに力を集中してみる
◎「明日でもいいこと」は、ムリに「今日やらない」
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