「しなければならない」を捨てる工夫を!

こんにちは。冨山です。
 
「生真面目な人は何事にも全力投球しがち。
 でも仕事のパフォーマンスが下がらないよう
〝8割主義〟でいきましょう!」
 
「すべてのタスクを完璧にこなそうとせずに
やらなくていいことを決めましょう」
 
このブログでは、そんな
「頑張りすぎない」ための方法を
よくお話ししますよね。
 
もちろんそれらは結果的に
仕事のパフォーマンスを向上させるための
科学的な手段です。
 
そしてその根本にあるのは、
行動科学マネジメントの世界で問題視している
「have to(~しなければならない)」
から逃れる、という考え方です。
 
たとえば営業などでの目標数字を
「達成しなければならない」
やるべき仕事を今日中に
「終わられなければならない」
 
私たちの日常はこうした
「~しなければならない」に
あふれています。
 
でも、
「~しなければならない」
ということで取り組む仕事は
パフォーマンスが落ちてしまい、
またストレスも溜まる、ということは
科学的データでも証明されていることです。
 
では、仕事のパフォーマンスを上げるには?
 
その仕事を
「want to(~したい)」に持っていくのです。
 
「数字を達成したいから、行動する」
「仕事を早く終わらせたいから、効率的に動く」
 
「~しなければならない」から
「~したい」へ。
 
そのために行動の結果にメリットをつける、
ごほうびを与える、といった工夫をすることが、
行動科学マネジメントです。
 
来年のあなたにも
さまざまな「~しなければならない」ことが
あるでしょう。
それらを「~したい」に変える…。
そんな工夫を考えてみませんか?
 
もちろん人は誰も
「したいことだけする」というわけにはいきません。
しかし、自分の行動に何らかのメリットをつけることは
考えられるはずです。
たとえば何か仕事をやり終えたときには
自分で自分をほめてあげましょう。
「私にはできた!」「私はできるんだ!」
こう思うこともまた、行動の結果のメリットです。
 
頑張りすぎるのではなく、
もっとラクに、もっと楽しく!
 
それが効率化のポイントでもあるんです!

 
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できるだけ「ラクをしたい」のが人間の本能。
とくに、リモートワークのように1人で仕事をする環境では、
ダラけてしまうのも無理はないこと。
 
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