リモートワークでの「伝える技術」!

こんにちは。冨山です。
 
今、コロナの感染再拡大で
世の中がザワついていますね。
 
そうした事態とはもはやあまり関係なく、
「リモートワーク」は一般的な働き方となりました。
 
通勤という大きな手間を省き
自宅にいながら業務ができる。
この利便性を享受し、喜んでいる人も多いことでしょう。
 
しかし一方、
リモートワークにはある意味〝不便〟なことも。
 
それは報告や連絡、相談。
いわゆる〝報連相〟に関することです。
 
「文章だと、伝えないことが伝えられない」
「本当はそういう意図じゃなかったんだけど、
相手が誤解しちゃった」
「やっぱり、直接会って話したほうが早い」
 
報告や連絡、相談にチャットやメールを使う際
こうした齟齬が生まれてしまうこともあるわけです。
 
便利でスピーディなツールであるチャットやメールも、
使い方によってはその逆、
混乱や二度手間で仕事の効率を下げてしまうことも!
 
そこで、
仕事におけるチャットやメールで物事を伝える際には、
次のことに着目してみてください。
 
①曖昧なワードを使わない。
これは行動科学マネジメントの鉄則でもありますよね。
「できるだけ早くお願いします」
「しっかりとした資料を」
「大切なお客様だから丁寧に」
なんていう言葉は、受け取る人によって
さまざまな解釈ができてしまう、
誤解を招きやすいものです。
 
②数字で伝える。
誤解を避けるための具体化で有効なのは、
そう、数値化です。
「明後日の15時までにお願いします」
「5ページ分の資料を作ってください」
「連絡は3回してくださいね」
などと、文書に数字を入れることで、
こちらの意図が明確になります。
 
③感情を入れない。
「なるべく頑張ってみますね」
「一生懸命やります」
といった自分の気持ちもまた、曖昧な言葉です。
「○時までだったら可能です」
「本日はできません」
…前向きな気持ちを伝えたいのはやまやまでしょうが、
混乱を避けるためには「事実のみを伝える」ことが重要です。
 
伝えたいことを明確に、簡潔に。
 
リモートワークの利便性をもっと享受するため、
チャットやメールを上手に使いこなしましょう。

 
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気が乗らない。めんどくさい。できれば、さぼりたい……
どんな人にも、ついついダラダラしてしまう日があるもの。
できるだけ「ラクをしたい」のが人間の本能。
とくに、リモートワークのように1人で仕事をする環境では、
ダラけてしまうのも無理はないこと。
 
本書では、「やるべきこと」に集中し、会社でも在宅でも生産性を上げるコツを紹介します。
 
◎「小さな行動」を、とにかく始める
◎朝イチは「手を動かす作業」で始める
◎「25分集中→5分休む」をセットにする
◎「重要な2割」だけに力を集中してみる
◎「明日でもいいこと」は、ムリに「今日やらない」
◎寝る前に「今日よかったこと」を3つ思い出す
などなど、どこで、誰がやっても、効果絶大なメソッドが満載!

 
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