こんにちは。冨山です。
研修などで若いビジネスパーソンと関わっていると、
彼ら彼女らがとても〝勉強熱心〟であることに
驚かされます。
今はネットが当たり前の時代。
欲しい情報は検索すればすぐに手に入ります。
勉強熱心な人たちにとっても、
「勉強しやすい」環境だといえますよね。
また、オンラインによるセミナーや講演も
最近はとても多くなっています。
こうした機会を積極的に活用して、
大勢の人がさまざまな学びを得ているわけです。
情報・知識をたくさん仕入れる。
学びの機会を多く持つ。
とても素晴らしいことだと思います!
ただ……。
私からすると、
ちょっと「もったいないな~」と思うことも
実はあるんです。
それは、
そんな「インプット」に積極的な彼ら彼女らが
「アウトプット」にはあまり注力していない、
ということ。
言ってみれば
「インプットしっぱなし」で終わらせてしまってるんです。
「人に教えることが一番の勉強法」
とよく言われるように、
インプットした情報や知識、学びとなることは、
誰かに教えてあげること、つまりアウトプットすることで
より自分の身につくんです。
私自身も行動科学マネジメントの知識を
ただのインプットとして得ていただけでは、
完全に自分の学びにはできていなかったはず。
研修やセミナー、あるいはさまざまなメディアで
その知識を誰かに伝えることによって
より理解が深まっていったことを実感しています。
「ねえねえ、今日こんなことがあったんだけど!」
「これって知ってる?」
「○○っていうのはね、簡単に説明するとね……」
……なんて雑談レベルでも構いません!
「情報・知識をアウトプットする」
「自分が学びになったことは人にも教えてあげる」
学びを本当に自分のモノにして
教え上手にもなれる!
「アウトプットの習慣」。
これからリーダーとなる人に
ぜひ身につけていただきたい習慣です!
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※7/19に新刊「ダラダラせずに、やるべきことに集中する技術 (知的生きかた文庫)」を出版しました。
気が乗らない。めんどくさい。できれば、さぼりたい……
どんな人にも、ついついダラダラしてしまう日があるもの。
できるだけ「ラクをしたい」のが人間の本能。
とくに、リモートワークのように1人で仕事をする環境では、
ダラけてしまうのも無理はないこと。
本書では、「やるべきこと」に集中し、会社でも在宅でも生産性を上げるコツを紹介します。
◎「小さな行動」を、とにかく始める
◎朝イチは「手を動かす作業」で始める
◎「25分集中→5分休む」をセットにする
◎「重要な2割」だけに力を集中してみる
◎「明日でもいいこと」は、ムリに「今日やらない」
◎寝る前に「今日よかったこと」を3つ思い出す
などなど、どこで、誰がやっても、効果絶大なメソッドが満載!
★「教える技術3級講座」
・開催日:3月24日(木)14:15〜17:00 @zoom
□新任リーダー/マネジャー の学びに
□自身のマネジメントスキル向上のために
□社内、組織内で行動科学を広めたい方に
毎回、多くの受講者が様々な理由でご参加いただいています。
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