デスクではモノを考えない!?

こんにちは。冨山です。
 
「デスクの上にPCがある」
 
すると、
もちろんPCでの仕事は
デスクで行う、ということになりますよね。
 
でもPCは仕事で使うだけじゃない。
さまざまなプライベートの情報収集、
YouTubeや配信動画を楽しむエンタメもPC。
 
リモートワークを実施している人の中には
「もう、一日中(仕事用の)デスクの前にいる」
なんて人も多いのではないでしょうか。
 
作業もデスクで、モノを考えるのもデスクで…。
そんなふうにずっと同じ場所にいると
仕事の効率はかえって悪くなるものです。
いわゆる〝脳が煮詰まってしまう〟というもの。
もちろん、座りっぱなしの1日は
健康にも良くはないですよね。
 
行動科学マネジメントは
仕事の「環境」を重視します。
行動しやすい環境、思考しやすい環境、
あるいはリラックスしやすい環境。
環境を整えることで効率化を図るわけですね。
 
たとえば企画書づくりや文書作成、
ミーティングの準備などの
「アイデアを出す」という頭を使う仕事…。
それって、必ずしもPCの前にいなくてもいいでしょう。
「アイデアを出す」ことと
「企画書を作成する」という作業を分けて考えて、
たとえばアイデア出しはカフェで、あるいは歩きながらでも!
そしてデスクではPCで文字の入力(企画書作り)に
集中するんです。
 
「デスクはモノを考える場所ではなくて
 あくまでも作業場!」
 
そう割り切って考えるといいと思います。
 
こうした割り切りは、
特にリモートワークでは案外大切です。
「夜19時以降は仕事関係の作業は行わないで
 リラックスモードに」
「休日に仕事はしない」
「○時になったら就寝」
このブログをよくお読みいただいている方なら
もうおわかりかと思いますが、
その際には〝固い決意〟だとか〝強い気持ち〟に
頼る必要はありません。
何となく、ちょっとずつ、でいい。
ゆるーく始めてみて、
「あ、できるじゃん!」と思えれば、
その思いがあなたを後押ししますからね!

 
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気が乗らない。めんどくさい。できれば、さぼりたい……
どんな人にも、ついついダラダラしてしまう日があるもの。
できるだけ「ラクをしたい」のが人間の本能。
とくに、リモートワークのように1人で仕事をする環境では、
ダラけてしまうのも無理はないこと。
 
本書では、「やるべきこと」に集中し、会社でも在宅でも生産性を上げるコツを紹介します。
 
◎「小さな行動」を、とにかく始める
◎朝イチは「手を動かす作業」で始める
◎「25分集中→5分休む」をセットにする
◎「重要な2割」だけに力を集中してみる
◎「明日でもいいこと」は、ムリに「今日やらない」
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などなど、どこで、誰がやっても、効果絶大なメソッドが満載!

 
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