こんにちは。冨山です。

 
やりたくない仕事をやる時。
やる気を出したい時。
 
そんな時には
「ちょっとだけ、やる」
からスタートするというお話をしました。
 
それ以外にも、ダラダラモードから
仕事モードへ切り替える方法があります。
 
それが「刺激統制法」というノウハウ。
 
リモートワークで家に居て
「さあこれから仕事に取りかかろう」
という時。
 
ちょっと休憩をして動画を観たり本を読んだりしていて
「そろそろ（仕事を）始めるか」という時。
 
「あー、でもまだやりたくないなあ」とか
「もうちょっと動画を観ていたいなあ」とか思うのは
何度もお話ししているように、
仕方がないことです。
その気持ち、感情を何とかしようとしても
それは無理があります。
 
そこで「刺激統制法」です。
 
どういうものかといえば、
とても簡単なもの。
対象物を「見るだけ」です。
 
たとえばＰＣでの作業が
これからやらなければならない仕事だとします。
そんな時は……。
 
「ＰＣを１分間ほど見る」
 
これだけです。
 
たとえば書類の山を整理しなければならない場合は
書類の山を「１分間ほど見る」。
 
何かを考える必要はありません。
「見る」という行動を取るだけです。
 
こうして（仕事の）対象物を見ていることで
ごく自然に「仕事モード」に入っていくのです。
 
「まずは行動」というのは
行動科学セルフマネジメントの基本です。
ここで
「ダラダラしている自分を何とかしたい」
と考えて、
自分の感情にフォーカスしてしまう人も多いでしょう。
でも、やりたくないことはやりたくないこと。
もっと休んでいたいという思いも、変えられません。
だから、行動することできっかけを作るんです。
 
「（仕事の）対象物を見る」
 
とても簡単な行動だと思いませんか？

 
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