まずはマネジャーのあなたがリラックス!

こんにちは。冨山です。

 
相手の内面には深く踏み込まず、
でもそれでいて放っておくわけではない
信頼関係のある間柄……。
 
そんな「ちょうどいい距離感」が
職場でのマネジメントには必要だと
前回お話ししましたね。
 
では、ちょうどいい距離感を築き、
それを保つためのポイントとは?
 
まず、
いつもお話ししている「日々の声かけ」は
ぜひ実践していただきたいですね。
 
「一度、じっくり深く話す機会を設けよう」
 
そう考えるマネジャーもいらっしゃるでしょうが、
行動科学マネジメントでは
そうした〝濃い時間〟をたまに持つことよりも
接触の「回数」を重視します。
「〝いつも〟自分のことを気にしてくれている」
と思ってもらうことが大切なんですね。
 
この「声かけ」は習慣化してしまうとして、
もう一つポイントがあります。
 
それは
相手と「対等な立場」で接するということ。
 
「自分は上司なんだからしっかりしなきゃいけない」
「尊敬されるような先輩じゃなきゃいけない」
 
……そんな気持ちになることもあるでしょう。
 
逆に
「偉そう、威張っていると思われないかな?」
と考えて、相手との接し方に遠慮が出てしまうことも。
 
でも、
「(相手から)どう思われているか?」という感情は
ひとまず置いておいて。
相手の「行動」のみに着目するようにしましょう。
 
そしてさらにもう一つ……。
 
それは
「リラックスすること」。
 
相手にリラックスしてもらうことを心掛けるよりも
まずはあなたがリラックスした状態で
相手と接する。
それによって相手もリラックスできて
自然と親近感を抱いてくれるんです。
 
別にわざわざそういった
「プライベートなことを話す場」を
設ける必要はありません。
日常の声かけの際に
仕事以外の話もするようにしましょう。
 
4月になり、
職場に新たなメンバーがやって来た、
あるいは初めて部下ができたなんて人も
いらっしゃるでしょう。
 
「いい先輩にならなきゃ!」
「ちゃんと指導しなきゃ!」
と気合いも入るでしょうが、
まずはあなたがリラックスを!
それが「ちょうどいい距離感」のスタートです。

 

———————————————-

★次回開催★ 第29期 「教える技術」 認定資格 3級講座

■2023年4月18日(火)13:00〜16:00 (オンライン開催)

詳細、お申し込みは今すぐこちらから!
□新任リーダー/マネジャー の学びに
□部下や後輩、新人の指導にお困りの方へ
□これからの時代に必要なポータブルスキルのひとつ

ぜひこの機会にご受講ください。

———————————————-

※7/19に新刊「ダラダラせずに、やるべきことに集中する技術 (知的生きかた文庫)」を出版しました。

気が乗らない。めんどくさい。できれば、さぼりたい……
どんな人にも、ついついダラダラしてしまう日があるもの。
できるだけ「ラクをしたい」のが人間の本能。
とくに、リモートワークのように1人で仕事をする環境では、
ダラけてしまうのも無理はないこと。

本書では、「やるべきこと」に集中し、会社でも在宅でも生産性を上げるコツを紹介します。

◎「小さな行動」を、とにかく始める
◎朝イチは「手を動かす作業」で始める
◎「25分集中→5分休む」をセットにする
◎「重要な2割」だけに力を集中してみる
◎「明日でもいいこと」は、ムリに「今日やらない」
◎寝る前に「今日よかったこと」を3つ思い出す
などなど、どこで、誰がやっても、効果絶大なメソッドが満載!

 

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP