こんにちは、冨山です。
今回もまた
承認欲求についてお話ししましょう。
相手の「名前を呼ぶ」こと。
「笑顔で挨拶」すること。
相手の「話を聞く」こと。
この他にも、日常で気軽に使える
相手の承認欲求を満たし、
心地よい関係性をつくれる方法があります。
そのひとつが
「相手の誕生日を覚えておく」こと。
単純なようですが、実はこれが
とても効果的なのです。
家族や恋人、親しい友人ではなく、
たとえば職場の同僚、上司、後輩などから、
「○○さん、今日はお誕生日ですよね。
おもでとうございます~」
なんて、思いがけないお祝いの言葉をかけられたら、
あなたはどう思いますか?
きっととても暖かい気持ちになるはずです。
それは相手が
「自分の誕生日を覚えていてくれた」ことが
うれしいから。
こんな些細なことであっても、
また、お祝いが「言葉かけ」だけであっても、
自分の〝基本情報〟ともいえることを
記憶にとどめていてくれたという事実に、
承認欲求が満たされるわけです。
言い換えれば、
人は適度な関心を持たれるとうれしいものなのです。
ただし、この「適度な」というところも重要です。
誕生日などの基本情報ならば適度といえるでしょうが、
それ以上……個人情報のレベルまで知られているとなると、
かえって不信感を抱いてしまいますよね。
ですから、ポイントは
「覚えておく」ということ。
かつて会話の中で出た家族構成、趣味、
年齢、出身地などを
忘れずに覚えておくということ。
すぐに忘れてしまうという人は、
メモに残しておくといいでしょう。
誕生日はSNSのプロフィールとして
公開している人も多いので、
それらもチェックです。
さあ、あなたは周りの人の基本情報を
どれだけ覚えていますか?
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