こんにちは、冨山です。
「作業に集中するために、
まずは身の回りを片付けよう」
そうわかっていても、
実際には何から手をつけていいのやら……。
「とにかく机の上を整理しよう」
と思い立っても、
どのように整理すればいいのかわからない……。
こんなことって、よく聞く話です。
「身の回りの整理が、仕事のパフォーマンスに影響する」
というお話を以前ブログでしましたね。
そう、身の回りの整理=「環境づくり」こそ、
行動科学マネジメントの大きなポイントなのです。
そして、
「身のまわりの環境=あなたの頭の中の状態」
というお話もしました。
グチャグチャに散らかった机の上は、
いろんなことを考えてまとまっていない
あなたの頭の中同様、ということです。
そこで、片付け開始!
じゃあ、作業に集中するための「環境」って
どんなものでしょうか?
「環境」=「頭の中」と考えるのなら、
あなたが作業に集中するためにベストな
頭の中って?
そう、「余計なことを考えない」ということですよね。
それが「集中する」ということですもんね。
ならば、机の上も同様に。
机の上の整理でまず取り組むべきは、
「余計なモノ」の排除です。
言い方を換えれば、
「(作業に)必要なモノ」しか出ていない」
という状態をつくるんです。
読んでいないDM、読みかけの本、
今やるべき作業とは関係のない資料、
お菓子などなど……。
机の上には、作業と関係のないものが
たくさんあるのでは?
「机の上の整理整頓」というと、
たくさんあるものを整然と並べ替えることを
イメージする人もいらっしゃるかもしれません。
でも、一番大切なことは、余計なモノの排除です。
あなたの机の上を見て、
一つひとつのモノ、それらがこれから行おうとする作業に
必要かどうかを考えてみてください。
必要なければ、とりあえずどかしておく。
それだけで机の上はスッキリするでしょう。
ごく簡単で当たり前のことかもしれませんが、
これこそが「環境づくり」ということです。
「集中するための環境づくり」……。
まずは目の前のことからはじめましょう!
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