「ちょうどいい距離感」のための小さなアクション!

こんにちは。冨山です。

 
何かと気になる職場での人間関係……。
 
あなたがマネジャーの立場だとして
メンバーとの「ちょうどいい距離感」を保つためには、
 
・毎日の声かけ
・対等な立場で接すること
・リラックスすること
 
それらがポイントになる、
というお話をしてきました。
 
では、これらを
具体的な行動に落し込むとしたら、
どんなことをすればいいでしょう?
 
「毎日の声かけ」は
わかりやすいですよね。
ただし、
「声をかけるように心がけよう!」
と思っているだけではダメです。
「毎朝1分、会話をする」
「1日に5回以上声をかける」
そんなふうに、目標を数値化することがベストです。
 
マネジメント研修などをしていて
「毎日、声かけをするようにしてください」
というお話をすると……。
「いやいや、そんなことはとっくにできてますから」
というマネジャーの方も。
 
でも実際に
「1日に何回声をかけたか?」を計測してもらうと、
案外できていない、声をかけなかった日もある、
なんてことも。
 
「そんなことはもうできている」
というのも、単なる思い込みかもしれません。
ぜひ〝計測〟(メジャーメント)を試みてください!
 

「対等な立場で接すること」
これを行動として示すには、
まずは〝言葉遣い〟に着目です。
 
マネジャーであるからには
相手を「叱る」という行為も必要になるでしょう。
このときに、自分の感情のままに怒っては
「上から目線」の言葉が出てしまうこともあります。
 
自分は相手の『観察者』」という立場になって、
正しくない行動を指摘する。
あくまでも「行動」にフォーカスした言葉を遣うことが
対等な立場としての行動になります。
 

そして「リラックスすること」は?
 
一番簡単な行動は、もうおわかりかもしれませんが、
「深呼吸」です!
 
相手に声をかける際に、ちょっと緊張するな、
という場合は、
まずは深呼吸を繰り返す!
そうして副交感神経を優位にしてから
声をかけてみてください。
 
これって
「そんなことで大丈夫?」
なんて思われがちですけど、
「リラックスしなきゃ!」「緊張しちゃダメ!」
なんて自分に言い聞かせるよりも
ずっと効果的なんです!
ぜひ試してみてください。
 
「○○しなくちゃ!」と思い込むよりも
小さなアクションを起こしましょう!

 

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