「苦手な人」と仕事をしていくために?①

こんにちは。冨山です。
 
「どうもあの人は〝苦手〟だな……」
「できればあまり接触せずにいたいな」
 
仕事の現場において、そう感じてしまう相手、
あなたにもいるのではないですか?
 
これって、上下関係にかかわらずですよね。
「何だか話しづらい後輩」というのも
あるものです。
 
もしあなたがチームリーダーやマネジャーだったとしたら、
まずは何度もお話ししているように
(仕事の現場では)「相手と仲良しになる必要はない」
「誰もから好かれようとする必要はない」
ということを忘れないでください。
 
もちろん〝仲の良い関係〟や〝好かれること〟は
悪いことではないでしょう。
でも、チームリーダー、マネジャーの役割は
あくまでも「相手に成果を出してもらうこと」。
仲は良いけど仕事の成果は出ないまま……
なんて関係は、望ましくないでしょう。
「仲が良いがために、甘やかしている。
 なあなあな関係になっている」
なんて見られ方もしてしまうかも。
 
まずは
「仲良くならなきゃ」「好かれなきゃ」
という思いを持たない、ということ。
こうした姿勢だけでも
意外と「苦手な人」との仕事は
スムーズにいったりするものです。
 
ところで、別の角度から見てみると
あなたが
相手のことを「何だか苦手だなあ」と思うそのこと自体が
あなたの「思い込み」である場合も……。
 
これって、心理学的には
「認知のゆがみ」とか「認知バイアス」と呼ばれるもの。
 
事実はそうではないのに、
自分で〝勝手に〟決めつけてしまう……。
 
「あの人は私のコト、嫌いなんだ」(だからあの人苦手!)
「あの人って、理屈っほいよね」(だからあの人苦手!)
 
本当はどうだかわからないけど、
何らかのきっかけがあってそう「思い込んで」しまう。
 
こんなことはよくあるものです。
 
「認知のゆがみ」は、
リーダー、マネジャーはその存在を理解しておくべき
大切な人間の特性です。
 
次回、さらにお話ししていきますね。

 

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