「しゃべらなくていい時代」だからこそ…

こんにちは。冨山です。

 
「人との会話が疲れる」
 
そんな人は大勢いらっしゃると思います。
 
相手に気を遣ったり
自分の言いたいことを言おうとがんばったり…。
 
人となんか話さず、
一人マイペースで暮らしていたほうがいい。
 
そういう意見もあるでしょう。
 
たしかに、人と話すことで
ストレスが溜まってしまう…ということは
あるかもしれませんね。
 
でも、人はコミュニケーションのなかで
暮らす生き物です。
人と話したいときに話せない…というのも、
それはそれでストレスの元となります。
 
「ちょっと話を聞いてもらいたい」
といって親しい友人や家族に電話をかける。
誰かを呼び出して話を聞いてもらう。
 
かつてはそんなこともよくあったでしょうが、
今はそうしたことよりも
SNSなどを通じて「文字」のやりとりが
多くなっています。
 
そして一人リモートワークで仕事をしていたら、
本当に人と直接話す機会なんてあまりありませんよね。
 
もっと単純に言えば、
「声を出す」という機会がほとんどない!
 
そんな毎日が知らぬ間に
ストレスを溜め込んでしまうことも。
 
「声を出さなくても生活できてしまう」
という環境だからこそ、
あえて声を出す、という行動で
ストレスを解消したいものです。
 
もちろん、
誰かに話を聞いてもらうために
電話をしましょう、なんてことではありません。
電話が相手の時間を取ってしまい、
特にビジネスにおいては連絡手段としては
一般的にあまり歓迎されていないというのも
事実です。
 
そこで、「一人で声を出す」。
 
こういうとなんだかむなしく感じられたり
おかしな行動だと思われるかもしれません。
 
でもこれは「言語プロンプト」という
科学的なストレス対策でもあるんです。
 
「さあ、がんばるかな」
「何か食べよう!」
「あと一息で(仕事が)終わる!」
 
なんて、心で思ったことを〝口に出す〟。
 
疲れたら体を伸ばすのと同じように、
 
一人で落ち込みがちな気持ちの
メンテナンスとして、
ぜひ「自分への声かけ」を
取り入れてみてください!

 
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