「前向きな姿勢」って、どういうこと?

こんにちは。冨山です。
 
あなたは、これまでの人生のなかで
「もっと前向きに考えたほうがいい」
「前向きに取り組むように」
なんて言葉をかけられたことはありませんか?
 
あるいは、
なにかあるたびすぐにクヨクヨしてしまう自分を
「前向きな姿勢でいかなきゃ!」
と鼓舞したようなことは?
 
「前向き」「ポジティブ」……。
よく理想的な生き方として語られるものですが、
そもそも「前向きな姿勢」とは
具体的にはどのような状態を指すのでしょう?
 
「前向きな姿勢」「前向きに取り組む」
それは
「望ましい結果を生むためには
どうすればいいかを考え、実行する」
ということです。
 
たとえば仕事で
望まし結果が出なかったという時、
「では、どんな行動を取ればよかったのか?」
「どんな行動が足りなかったのか?」
を検証して、その後に実行するという
一連のプロセスを指して
「前向きな姿勢」「前向きな取り組み」
と言うわけですね。
 
逆にそうしたプロセスを経ずに
「まあ、今度はきっとうまくいくよ!」
「今回は運が悪かっただけ!」
と、問題点をそのままにしてしまうのは、
「前向き」というより「楽観視」と言うべきですね。
 
ここでお伝えしたいのは、
「前向き」だとか「後ろ向き」というのは
行動科学セルフマネジメントの世界では
「性格の話ではない」ということ!
 
「(何かうまくいかなくての)あなたの性格のせいじゃない」
「自分の性格を責めないで」
「あなたは〝やり方〟を知らなかっただけ」
 
これは行動科学セルフマネジメントの
大きなメッセージです。
 
「前向きな姿勢を取る、取らない」
これは「行動」の話なので、
どんな性格であろうと関係ありません。
 
「前向きではない自分」を責めず、
まずは行動です!

 

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