忙しいときほど「焦り」「不安」の見える化を!

こんにちは。冨山です。
 
行動科学マネジメントで重視しているノウハウに
「見える化」というものがあります。
 
相手の「視覚」に訴えることで、
伝える内容がより具体的に、
ダイレクトに伝わるわけです。
 
特に今の若い人たちは
「(文章を)読む」ことよりも
「見る」「見て覚える」ことのほうが多いはずです。
たとえば物事を学ぶ際も、
本を読んだり人に聞いたりするよりも
YouTubeを見る。
SNSも「(画像や動画を)見るだけ」のものに。
 
ビジネスパーソンにとって文章力は大事ですが、
これからは「いかに見える化するか」ということが
マネジメントをはじめさまざまな場面で
大きなカギになるでしょう。
 
この「見える化」、
実はセルフマネジメントにおける
自分の〝焦り〟や〝不安〟の解消にも
とても効果的です。
 
この場合、何を「見える化」する?
 
それは「自分の頭の中」です。
 
「人は『目に見えないモノ』に対して
 焦りや不安を増幅させてしまう」
 
そんな話を聞いたことはありませんか?
 
そうならないために、
自分の頭の中にある焦りや不安を
「目に見えるモノ」にしてしまうわけです。
 
やり方は簡単。
今感じている焦りや不安を
紙に書き出すだけです。
 
「明日の会議での発言」
「来週の顧客訪問」
「○○さんへの対応」
「○日期限の資料作成」
あるいは、
「母の病気」
「台所のリフォーム業者探し」
など、プライベートのことでも。
 
とにかく頭の中を紙に落し込んで、
それを俯瞰してみます。
 
「なーんだ、別に大したコトじゃないよね」
と思えるようなこともあるでしょうし、
「まずコレに手をつけなきゃ」
といった感じで、やるべきことがわかります。
 
「何だかやることがいっぱいで
 とにかく気持ちばっかり焦る」
「ああ……とにかく不安!」
 
なんて時にこそ、まずは落ち着いて
「頭の中の見える化」という一手間を。
きっと気持ちがグンと落ち着くはずですよ! 

 

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