こんにちは。冨山です。
 

「どうも私は物事に集中するのが
　苦手みたい」
 
「効率的に仕事をするために
　集中力を高めたいんですけど」
 
研修先で、ビジネスパーソンのそんな声を
よく聞きます。
 
行動科学セルフマネジメントでいう
「集中力の高め方」
「物事に集中して効率的に仕事をするコツ」
って何かといえば……。
 
ここでも
「頑張りすぎないコト！」が最大のポイントです！
 
「そもそも、集中力は長続きしない」
まず知っておいていただきたいのは
この事実です。
 
「休んでるヒマなんてないから
　何時間も続けて仕事をする！」
 
……これは人の体のメカニズムとして
とても無理があること。
 
「タイムイズマネー。
　休憩時間なんてただの無駄」
 
そう考える人もいるかもしれませんが、
適度な休憩を取ることこそ、
実はパフォーマンスを上げて
結果的に効率的に仕事をこなすことの
最も大切な行動なんです。
 
具体的には
「25分作業をして、5分休憩する」
という30分１セットの繰り返しです。
 
これは
「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる
タイムマネジメントに基づいたもの。
「人は25分なら誰でも集中力が続く」
「それ以上は無理をしない」
ということですね。
 
たしかに25分であれば、集中できそうと思いませんか？
 
たとえばスマホのタイマーをセットして
25分でアラームが鳴るようにする。
そんな仕事のやり方を一度試してみてください。
 
「あなたの意志や、精神力のせいじゃない」
 
物事を続けること同様に、
〝集中する〟ことにも、科学的な「やり方」がある、
ということを覚えておいてください。
 
「集中は長続きしない」
 
そのメカニズムに何とか抗おうとするのではなく、
メカニズムに従ってしまいましょう！