「目に見えるもの」を大切に!

こんにちは。冨山です。
 

「行動の結果がメリットのあるものであれば
 人はその行動を繰り返す」
 
何度もお話ししている
行動科学セルフマネジメントの基本です。
 
でも、
〝結果が望ましかったかどうか?〟が
わかりづらいものもありますよね。
あるいは
結果がわかるまでに〝時間がかかる〟取り組み……。
 
ダイエットなどはその代表例です。
 
毎日の食事制限や運動、
それを継続させることによって
「理想の体型(あるいは体重)を手に入れる」
という大きな結果にたどり着きます。
 
でも、1日ごとの取り組みに
望ましい結果が訪れるとは限りません。
 
あくまでも「行動の積み重ね」の末に
目標達成が待っています。
 
そこで、継続のためには
日々の「行動した」という事実に
「ごほうび」を与える。
 
これが行動科学セルフマネジメントの
「続ける技術」のやり方です。
 
そして「続ける技術」では、
あらゆることを「数値化」することが
とても大切です。
 
ダイエットでいえば……。
 
・○○㎏の体重を××㎏まで落としたい(条件)
・決めたダイエット方法を××ほどやる(行動)
(たとえば1日の食事を○○カロリーに抑える、
 ××の運動を○○回行う、など)
・今日は××㎏だった(結果)
 
行動、結果を数値化して
それを計測する……。
専門的には「メジャーメント」という手法です。
 
「数字」を「見る」ことによって
人は自分の行動、その結果を実感することができます。
逆にいえば、そうした指標がなければ
「今日はがんばったと思う」
「まあ、目標に近づいているはず」
なんていうように、「続けること」が
とても曖昧なことになってしまうのです。
 
「がんばる」
「一所懸命取り組む」
「本気でやる」
……そう思うことは悪いことではありませんが、
これだけでは自分の行動は
迷子になってしまいます。
 
「目に見えるもの」=「数字」を意識して、
行動や結果を常に計測するようにしてみましょう。

 

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