あなたの仕事の「ピンポイント行動」は?

こんにちは。冨山です。

 
行動科学セルフマネジメントによる
仕事の効率化のポイントのひとつに
「ピンポイント行動への着目」
というものがあります。
 
ピンポイント行動とは、
ずばり「成果に直接つながる」行動
のことを指します。
 
たとえば仕事で
「お客様からのメールに迅速に対応する」
という成果を上げたければ、
そのための行動を取ること。
具体的にいえば
「(お客様からのメールに)フラグを付ける」
という一手間が、
迅速な対応につながる行動といえます。
(もちろん「迅速に」という概念も
 「〇〇分以内に返信」というように
 具体化しておくことも大切です)
 
「どんな行動が成果に結びついているのか?
 
それは案外、自分ではわかりづらいものでもあります。
 
たとえば
「デキる(成果を上げている)営業パーソンは
 どんなことがピンポイント行動になっているのか?」
 
それは「見込客に会う前の準備の方法」にあったり
「商談でのある一言を発するタイミング」にあったり、
人それぞれです。
 
「無意識でやっていることで、
 自分ではまったくわからない」
という人もいます。
 
(そうしたハイパフォーマンスの行動を観察し
 ピンポイント行動を見つけ出し再現性のあるものにするのも
 行動科学によるマネジメントの手法のひとつです)
 
この自分のピンポイント行動を知っておき
それを正確に取るということで
仕事は効率的に…
つまり〝サクサクと成果を上げる〟ことになります。
 
「自分のどんな行動が成果に結びついているのか?」
 
ちょっと難しいかもしれませんが、
あなたもぜひ、自分の仕事ぶりを振り返って
ピンポイント行動を探してみてください。
 
まずは
「これをやれば、仕事にはずみがつく」
というものでもOKです。
 
「自分なりのピンポイント行動」を見つけて
効率的な仕事を目指しましょう!

 
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ダラけてしまうのも無理はないこと。

本書では、「やるべきこと」に集中し、会社でも在宅でも生産性を上げるコツを紹介します。

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