こんにちは。冨山です。
もうすぐ新年度。
職場に新しいメンバーが入ってくることも
あるでしょう。
これからリーダー、先輩として
新人さんの面倒を見る機会ができるという人も。
小さなステップをクリアしてもらって、
そのつど達成感、自己効力感を覚えてもらう。
そのためには相手をそのつど称賛する…。
こうした行動科学マネジメントの基本は
あなたももうおわかりかもしれませんね。
もちろんこれは基本として
必ずやっていただきたいことなのですが、
ここでちょっと気をつけたいポイントがあります。
それは
「上から目線」になりすぎない、ということ。
仕事なのですから当然
「指示」「命令」であることは変わりないのですが、
「○○をやりなさい」「××をしておくように」と
あまりにも命令口調が過ぎると
相手も不快感、反発を覚えるはずです。
そこで、デキるリーダーがよくやっているのが…。
相手の『貢献欲求を満たす』ということ。
「お願いがあるんだけど、○○をやってくれない?」
「助けて~。××をしておいて~」
などと、
相手に「協力を求める」という言葉にするんです。
これは行動科学的には「貢献作用」といって、
人は
「誰かに貢献していると感じることで行動が後押しされる」
という作用があるんです。
ちょっとした言葉の遣い方が
相手の行動に大きく影響する……。
これは職場のマネジメントだけでなく、
家庭、子育てなどさまざまなシーンでも活用できるものです。
「お願い、あなたの力を貸して」
その思いを相手に伝えることで、
相手もより成長できるのです。
もっと誰かに「お願い」してみましょう!
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