「責めない」マネジメント

こんにちは。冨山です。

 
このブログでさまざまなコツを紹介している
行動科学マネジメント。
 
おかげさまで
「いろいろなことに応用できるマネジメント手法」
と、各方面から評判をいただいています。
 
いろいろなこととは、
職場におけるビジネスマネジメントをはじめとして
ここでよくお話しするセルフマネジメント、
さらには教育、子育てなどでも実績があり、
実際に教育機関で実践されている例もあります。
 
なぜ行動科学マネジメントが
さまざまな分野で効果を発揮する
「全方位型」のマネジメントスキルなのか?
 
もうおわかりかと思いますが、
それはこのマネジメントスキルが
「人間の行動原理」に則ったものであるからに
他なりません。
 
人間の行動原理には、時代も、社会背景も
年齢も、そしてそれぞれの性格なんかも
関係がありません。
 
大人から子どもまで、
どんな時代でも、どんな人にでも通用する。
それが行動科学です。
 
「性格のせいにしないでくださいね」
「自分が精神的に弱いからだとか
 思わないでくださいね」
 
私はさまざまなメディアで
物事がうまくいかない、
続かないことにふがいなさを感じる人に対して
そのように言ってきました。
 
これはもちろん、どんな分野においても同じ。
 
たとえば「子育て」に悩むおかあさん……。
 
「何でウチの子は物事が続かないんだろう」
「どうして言ったことができないんだろう」
 
そう思ってしまうこともよくあるかと思います。
 
でも、それを子どもの性格だとかのせいに
しないでほしいのです。
 
そして、おかあさん自身のせい、つまり
「子どもにうまくものを教えられない
 自分のせい」
だとも思っていただきたくありません。
 
できないことをできるようにする、
続かないことを続けられるようにするには、
そのための「やり方」がある、ということです。
 
その「やり方」=マネジメント手法を
これまで知らなかっただけのこと。
 
相手の、そして自分のふがいなさを責めるのではなく
まずは「マネジメントの実践」です!

 
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