「苦手な人」と仕事をしていくために?②

こんにちは。冨山です。
 
仕事の現場における「苦手な人」。
 
・相手と「仲良くなろう」、相手から「好かれよう」
 と頑張る必要はありません。
 
・そして、相手を苦手だと思う気持ちは
あなた自身の思い込み=「認知のゆがみ」
から来ているものかもしれない。
 
前回、そうお話ししましたね。
 
「認知のゆがみ」に関しては
あなたも思い当たることがあるのでは?
 
たとえば「おはよう」とあいさつしたにもかかわらず
あいさつを返してくれない相手……。
「こっちがあいさつしているのに!
きっと私のこと嫌いなんだ!」
……あいさつが返ってこなかったのは
あなたのあいさつが相手に聞こえてなかったからかも。
相手は他のことを考えてボーってしていただけかも。
でも〝勝手に〟「そうか、私のこと嫌いなんだ」と
思い込んでしまったり。
 
リーダー、マネジャーの立場にある人が
チームメンバーのことを
〝勝手に〟「あの人はこんな人だ」と決めつけるのは
とても危険です。
やはり日々のコミュニケーションから
「相手を知る」ことが大切なんですね。
 
とはいえ……。
 
「苦手な人とは接触したくない」
と考えてしまうのも仕方がないこと。
仲の良い相手とはあれこれ話せるけれど
苦手な人とはコミュニケーションがない!
そんなリーダー、マネジャーもいますよね。
 
こんな問題に対しては
職場コミュニケーションのルールを
設けてしまうのがいいでしょう。
 
ズバリ
「どんな相手とも朝・1分間だけ話す」こと!
 
前にもお話ししたように、
相手と仲良くしよう、相手に好かれようとは
しなくていいんです。
とにかく毎日、必ず話す!
 
行動科学マネジメントでは
コミュニケーションは「濃さ」より「回数(頻度)」を
重視します。
だから、半年に一度のマンツーマンのミーティングよりも
毎日の声かけが大事なんです。
 
「あの人は苦手だから、かかわらないようにしておこう」
 
……それではチーム仕事はうまくいきませんよね。
 
「思い込みを捨てる」
「毎日ちょっとでも必ず話す」
 
リーダー、マネジャーの人は
ぜひ実践してみてください!

 

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