「伝え方がうまい人」って?

こんにちは。冨山です。
 
前回は「教え方上手」の人の特徴について
お話ししました。
 
「言語化に長けている」というのが
その特徴でしたね。
 
では、「教え方」まではいかなくても
日々の「物事の伝え方」に関しては?
 
「あの人の報告は何だか回りくどくて……」
 
「つまり何を伝えたいのかが、
よくわからないんだよね」
 
なんて思われる人、いますよね。
 
ちょっと厳しい見方をすれば
そういう人は「人の時間を無駄に使う」と
思われがち。
 
何かを伝えられた相手が自分で解釈するための時間、
そして単純に会話の時間……。
 
仕事の現場においても
こういう人と遭遇するケースって
結構あると思います。
 
では、物事をわかりやすく伝えて
相手の負担にならない会話の仕方って
どんなものでしょう?
 
これも「教え方上手」と同じことです。
ポイントは「言語化」。
もっといえば
「曖昧な言葉は遣わない」ということ!
 
「ここを意識して文章を考えてね」
 
「できるだけ早くやってほしいんだけど」
 
こうした言葉が曖昧だということは
おわかりかと思います。
 
「意識する」「できるだけ」……。
相手によって解釈の違いがありますよね。
「この人はどのくらい意識してほしいんだろう」
「この人の言う『できるだけ早く』って、
 何日のこと?」
そんなことを考えてしまう時間が、
相手にとっては無駄な時間になるんです。
 
「誤字脱字を最優先で気をつけて」
「今週の金曜日の午前中までにもらえる?」
 
そうした具体的な言葉を遣うことが
「伝え方」の基本です。
 
話し方や伝え方……。
これらに関する書籍って、
いつの時代も大きなニーズがあるみたいですね。
それって、それだけ話し方や伝え方で悩んでいる人が
多いということですよね。
 
行動科学マネジメントの答えは、
ズバリ「曖昧さをなくす」ということ!
ぜひ実践してみてください。

 

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