こんにちは。
わたしは、講演活動や企業研修をしています。
よく「大勢の人の前で話すのが大の苦手!」どうしたら克服できますか……と相談を受けます。
「大勢の人の前で話すのが大の苦手!」 という人も多いと思います。
お客様の前でのプレゼンテーションや、
大きな会議での報告、発表…。
他の仕事なら、難なくこなす自信もあるし、
一対一なら、緊張することなく話すことができるのに、
どうしても大勢の人の前で話すのは苦手!
じゃあ、それを克服するにはどうしたらいいでしょう?
「とにかく経験を重ねることだよ」
「場数を踏んでいるうちに、慣れてくるよ」
そうアドバイスする上司や先輩、いますよね。
彼ら、彼女らはそれでうまくいったかもしれません。
でも、その方法(場数を踏んで慣れる)は、
誰にでも有効なものではありません。
いきなり大勢の前に立たされて、
緊張で頭の中が真っ白に…
話さなければならないことが全部飛んじゃって、
しどろもどろ…
そんな〝恥ずかしい体験〟をしちゃったら、
「ああ、やっぱり自分は人前で話すことができないんだ」と
苦手意識が増すばかりです。
苦手を克服するコツ…それは…
「ちょっとずつやる」ということ。
大勢の前で話すのが苦手というのであれば、
たとえば会議などでは、
「本日の会議は〇〇時までの予定です」
などと、連絡事項を伝える役に徹する!
プレゼンテーションでは
「本日はお集りいただきありがとうございました」
などと、司会として短い言葉を伝えるなどをして、
それから「ちょっとずつ」話しをする時間を延ばしていくんです。
最初から高いハードルを越えようとするのではなく、
簡単なことからちょっとずつ…。
当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、
これは「系統的脱感作」という、
臨床心理学の手法なんです。
大勢の前に立つと足がガクガク震えて、
声もうわずってしまう…
そんなあがり症の人が、「ちょっとずつ」話すことによって
今ではセミナー講師として500人以上の前で
堂々と話せるようになった例もあります。
誰のことかといえば……実は私のことです!
どんな人でも苦手を克服することはできます。
いきなり度胸を試すやり方よりは少しずつできる行動を増やしていくことをお勧めします。
行動習慣コンサルタント®
行動定着コーチ® 冨山真由
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