「学校の授業」だけが学びの場ではない!?

こんにちは、冨山です。

 

新型コロナウイルス感染症の騒動の中、全国での小中高の休校が続いています。
 
本来ならば学校へ行って勉強している子どもが家にいる……。戸惑い、あるいは実際に仕事に支障があるお母さんも多くいらっしゃることでしょう。
 
そして、「学校で勉強できないから、学力が下がってしまうのが心配」という、教育熱心なお母さんもいらっしゃるはずです。
 
でも、ここで少し考えてみましょう。
 
子どもが……それも小学校低学年ほどの子どもが将来の受験のために学ぶべきものは、学校の授業で学ぶものだけではありません。
 
「そう。家でもしっかり学校の勉強をするべきだよね」
 
……いえいえ、ちょっと違うのです。
 
たとえば、「読解力」や「記述力」、「理解力」といったものは、学校での授業をとおして身につけることができるでしょう。「文章構成力」なども同様です。
 
でも、子どもが受験のために必要な能力は、そういった授業で習うようなものだけではありません。
 
「思考力」や「表現力」、「想像力」、そして「協調力」や「忍耐力」なども、子どもにとって大切な「学ぶべきもの」「身につけるべきもの」です。こうした能力のことを「非認知能力」といい、世界で活躍することができて未来を生き抜く人となるため、文部科学省も注目しているものです。
 
この非認知能力は、家庭での生活をとおしても学び、身につけることができます。たとえばお母さんと一緒に家事をしたり、家族とたくさんの会話をしたり……。いろいろな体験から、考える力や表現する力、人と協力し合う力などを身につけられるのです。
 
そう、子どもが家にいる今は、そんな力を身につけるための良い機会だとも言えるのです。
 
私は今、行動科学を応用した非認知能力の学習法を指導しています。このブログでもお母さんのために役立つ、さまざまな学習のコツをご紹介していきたいと思います。どうぞお楽しみに!

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