こんにちは。冨山です。
 
前回、
「欲しい情報は検索すればすぐに手に入る時代」
というお話をしました。
 
いろんなインプットが簡単に、
大量にできてしまう環境だからこそ、
〝アウトプット〟の機会を意図的に設けて
学びを深くしよう、ということです。
 
情報・知識をインプットすることは大事。
でも、何となく、必要とはいえないインプットに
時間を費やしてしまうことってありませんか？
 
ある情報を調べるために検索していたら、
ちょっと興味のある別のサイトを見てしまった。
YouTubeの関連動画を見続けるのが止まらない。
そのうち、自分がなんで検索をしたのかも
見失ってしまう、なんてことが。
 
「簡単に情報・知識が手に入る」ことには、
そんな落とし穴もありますよね。
 
行動科学的にいえば、
まず、新しい情報を見ることに関しての
行動のハードルが低い（クリックするだけ！）わけですから、
簡単に行動ができます。
そして、望ましい結果を「すぐに」享受できるのですから、
検索がエンドレスになり、気が付いたらネットの閲覧を楽しんで
時間ばかり費やすというのは、
これもまた人間の行動原理。
あなたが「だらしない人」だからではありません。
 
ここでセルフマネジメントによって
無駄な時間を費やさないようにするには、
何かを検索する際の〝新習慣〟を身につけましょう。
 
・何を調べるのか？　を書き出す
・検索の時間を決める
 
実践するのはこの2つです。
 
目的と作業時間を明確にする。
これだけで仕事としての情報・知識のインプットの効率は
大きくアップします。
 
仕事での検索もプライベートの調べ物も
同じＰＣ、同じスマホで行える…。
こうしたリモートワーク時代には、
自分で自分の働き方にルールを設けることが必要です。
 
でもそれは決して難しいことではありません。
ちょっとした行動の変化を
ぜひ試してみてください！

 
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※7/19に新刊「ダラダラせずに、やるべきことに集中する技術 (知的生きかた文庫)」を出版しました。
 
気が乗らない。めんどくさい。できれば、さぼりたい……
どんな人にも、ついついダラダラしてしまう日があるもの。
できるだけ「ラクをしたい」のが人間の本能。
とくに、リモートワークのように1人で仕事をする環境では、
ダラけてしまうのも無理はないこと。
 
本書では、「やるべきこと」に集中し、会社でも在宅でも生産性を上げるコツを紹介します。
 
◎「小さな行動」を、とにかく始める
◎朝イチは「手を動かす作業」で始める
◎「25分集中→5分休む」をセットにする
◎「重要な2割」だけに力を集中してみる
◎「明日でもいいこと」は、ムリに「今日やらない」
◎寝る前に「今日よかったこと」を3つ思い出す
などなど、どこで、誰がやっても、効果絶大なメソッドが満載!

 
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