こんにちは。冨山です。
最近は、天気が優れない日もおおいですが体調にお変わりないでしょうか?
さて、今回のテーマは「今どき"若手"を上手に動かすためには?」について。
リーダーと部下(若手)の“雰囲気”の違い…?“価値観”の違い…?
あなたの職場でも起きているのではないでしょうか。
わたしが企業研修先の現場でよく感じるのが、
「情熱的なリーダー」と「仕事の関係と割り切る部下」という関係性です。
40代後半以降のベテラン社会人の方は、経験と感覚で培ってきた時代背景もあり、
「意志」とか「気合」とか「根性」といった、スローガン言葉を好んで使用している傾向があります。
要するに「精神論」を大事にしている方が目立ちます。
どちらが正しい正しくないということではないです。
目に見えない壁があることは確かです。そこを明確にしていく必要があります。
たとえば、部下(若手)が仕事で何かうまくいかなかった場合……。
「なんで受注できなかった?」
「もう一度考えてみて。先方のニーズをつかめば大丈夫だから」
「ちゃんと相手目線で考えたの?真剣に向き合えば考えてくれるでしょう」
このように情熱をこめて指導したつもりでも、
残念ながら相手には理解されていない……・ということが現場では頻繁に起こっています。
要するに、“一体なにをしたらいいのか”と部下(若手)は感じているんです。
●相手目線
●顧客のニーズ
●真摯に向き合うこと
これらは曖昧な表現なので、若手の部下にも伝わるように「言語化」して指導することが大切ですね!
相手目線の対話ができない入社1‐2年目であれば、
どのように雑談をするか、目線の合わせ方や相づちの入れ方を含め一度教えてあげてほしいです。
顧客のニーズが読み取れない入社3-5年目であれば、
一緒に同行をして手本を見せたり、ヒアリングする項目を明確して繰り返しトレーニングしてあげることです。
ここで若手の対象を、2000年以降に学生時代を過ごしていた方とすると35歳未満の方が対象にはなります。
30代前半は立派な中堅人材です。この年齢層の方もマニュアル世代と呼ばれています。
すでに会社の中で半数の人たちには、精神論でのスローガン言葉で教育するのは難しいかもしれませんね……。
最近は、叱咤激励をハラスメントだと通告されることもあるようです。
上司が自分の身を守るためにも、部下の成長を促すためにも、
精神論でのマネジメントから、具体的な言葉で指導をしてポジティブフィードバックするやり方を手に入れてほしいです。
また次回もテーマを決めてお伝えしていきます。^^
行動習慣コンサルタント®
行動定着コーチ® 冨山真由
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