こんにちは、冨山です。
テレワークが進むなか、多くの企業が、あることに気づき始めているようです。
それは「オフィス(への出勤)は不要なのではないか?」ということ。
アメリカのツイッター社は、新型コロナの流行が終息したあとも、希望する社員には恒久的な在宅勤務を認める方針を示しました。
「これからは、ずっと家で業務をしていいよ」というわけです。
また、スイスの大手製薬会社・ノバルティス社の日本法人は、医薬情報担当者(いわゆるMR)が出入りする全営業所を廃止したといいます。
MRの営業の現場となる医療機関へは直行直帰。わざわざオフィスに出勤する必要はない、ということです。
このような流れは、海外、外資系の企業のみならず、です。日本の中小企業からも、「もう広いオフィスなんて必要ない」という声は多くあるようです。
このコロナ危機のなかでの在宅勤務……。
多くの人が、「それで済むよね。困らないよね」「わざわざオフィスに行く必要、ないよね」ということに〝気づいて〟しまったわけですね。
企業としても、オフィス賃料がなくなるのは大きなコスト削減です。
「いつまでも家にいるのはイヤ」
「みんなで集まって仕事がしたい」
そんな声もあるでしょうが、今後、このコロナ危機をきっかけに、テレワークを使った在宅勤務の推進、オフィスの必要性の見直しは、激増するでしょう。
さあ、あなたはこの変化を受け入れ、楽しむことができるでしょうか?
年配の世代の方々は、大きな変化には抵抗があるでしょう。
「会社に行くことが大事なんだ!」という〝出社神話〟に囚われている人も多いでしょう。
でも、時代は確実に(そしてあっという間に)変化します。
リーダーやマネジャーの在り方も、「新世代」に対応したものでなければなりません。
とはいえ、ご安心を。
私たちが常々お伝えしている「行動科学マネジメント」のノウハウは、どんな状況、どんな背景でも、根本原理は同じ。
そう、「人間の行動原理」は、普遍的なものなのですから!
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