「調子を上げる」工夫をしてみよう!

こんにちは。冨山です。

 
前回のこのブログでは
「自分の調子の波を見極める
 振り返りをしよう」
というお話をしました。
 
調子の波に合わせて仕事を調整する、
予定を調整する……。
 
そうすることで
「無理のない」「がんばり過ぎない」
生活も実現できます。
 
そしてもうひとつ考えたいのが、
「自分の調子を上げる行動」です。
 
どんな時に調子が悪かったのか?
を振り返るとともに
〝どんな時に調子が上がるのか?〟
も振り返ることができれば、
その時と同じ環境をつくることで
調子をコントロールできます。
 
たとえば
「打ち合わせの時にはコーヒーを飲んでいると
 頭がさえる」
「好きな○○の本を読んでからベッドに入ると
 よく眠れる」
「朝はしっかり食べたほうが気分がいい」
なんてことが、5つか6つ、挙げられればいいですね。
 
「調子を上げなきゃ」と思ったら、
その行動を再現するのです。
 
(もちろん、体調の悪い時に
 無理矢理がんばるのは禁物ですよ)
 
また、1日のうちの
「調子が上がる」時間というものも
気にかけてみましょう。
 
一般的よく言われているのは、
「集中しやすい時間」というのは、
「適度のお腹が減っている時」というものです。
食後すぐは眠気を感じてしまいますし、
あまりにも空腹だと、もちろん集中力は下がります。
「朝食の2~4時間後」というのが、
仕事をするベストタイムという感じですね。
 
また、基礎体温が上がり
交感神経が優位になる、
つまり運動能力がもっとも高まるのは、
「夕方の時間帯」だと言われています。
この時間帯は、体を動かす仕事のラストスパートに
適しているということですね。
 
こんなふうに
自分の調子を上げる工夫をすることも、
セルフマネジメントの役目です。
ぜひ試してみてください!

 
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