家庭内マネジメントは「どちらも主役」で

こんにちは。冨山です。
 
リモートワーク下、
夫婦で家事の分担をする家庭も
多くなったことでしょう。
 
それでも
「ウチの夫は全然家事に協力してくれない」
「何か頼んでも中途半端」
「自分でやったほうが早いわ」
なんて、
相手に対する不満を抱えている人も
いるのでは?
 
「家事は女性の仕事」
 
今となっては古い考え方ですよね。
でも、まだまだそんな考えの人も
いるものです。
特に、母親が専業主婦で、
父親はいっさい家事をしなかった…
という家庭で育った人は、
やはり自分が結婚しても
「親がそうだったから」ということで
「家事は女性が」と決めつけがちです。
 
そんな、家事に協力したがらない、
あるいはやってもうまくいかない、
という相手に、どうやって動いてもらう?
 
そこで必要なのが、マネジメントのスキルです。
 
そう、相手の内面に働きかけて
協力的な人になってもらうのではなく、
相手の〝行動〟を変えればいいんです。
 
このブログでも何度もお話ししているように、
行動は、その結果がメリットのあるものであれば、
繰り返します。
行動を繰り返す…やがて習慣となるわけですね。
 
だから、相手に行動を繰り返してもらいたければ
相手の行動にメリットを与えてあげるようにすればいい。
これが行動科学マネジメントです。
 
家庭内でこうした「しくみづくり」を行う際、
ちょっと気をつけてほしいことがあります。
 
それは「上司・部下の関係にはならない」ということ。
 
「家事は私のほうが知っている」
「私が指示をする側」
と考えずに、あくまでも夫婦が対等な関係で
家事に取り組み。
それを大前提としていただきたいのです。
 
先ほどもお話ししたように
「家事は女性の仕事」
と決めつける時代はもう終りました。
 
「夫婦が一緒になって家事をすすめる」
「家の中ではどちらも主役」
そんな環境づくりのために
マネジメントのスキルを活用していきましょう。
 
次回、さらに詳しくお話ししますね。

 

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