単純だけど科学的なやり方!

こんにちは。冨山です。
 
「ポジティブな結果が、すぐに、確実に」得られない
不足行動。
 
でも、多くの目標は、不足行動を増やしていくこと、
つまり不足行動の積み重ねの末に達成されます。
 
「ポジティブな結果が、すぐに、確実に」
得られないような行動を継続させていくこと。
これが難しいわけですね。
 
そして、そんな行動を「気持ちの力」で
増やそうとしてしまうことから、
多くの人が「ものことが続かない」ということに
なってしまうのです。
 
不足行動を増やすためには、
気合いだとか強い意志だとか覚悟だとかよりも、
人間の行動原理に従ったやり方があります。
 
その最も代表的なものが…
「ちょっとずつやる」というもの。
 
なんだか簡単すぎて拍子抜けしてしまうかもしれませんが、
これこそが私たちが何度も言っている
行動科学マネジメントのスキルの基本です。
 
たとえば日々の勉強を継続させることで
資格試験合格を目指す…。
1日勉強したからといって、
ポジティブな結果(試験合格)をすぐに、確実に
得ることはできません。
 
だからなかなか勉強に着手できない。
あるいは毎日続かない…。
 
ならば、行動のハードルを少し下げてみる。
当初は
「毎日問題集を10ページやる!」と決めていたのを、
「毎日3ページ」からスタート。
そして、その程度でも勉強を実行した自分を
そのつど自分で認めてあげましょう!
 
「今日もできた!」
「これくらいならできる!」と思えることは、
すぐに、確実に得ることのできる、
ポジティブな結果です。
 
こうしてポジティブな結果を得ることによって
またさらに行動を積み重ねていく。
「自分にもできるじゃん!」という思いは、
「もっとできるぞ」に変わっていきます。
問題集3ページという日課は、
やがて5ページ、10ページに…。
 
そうして毎日の勉強は、
習慣として定着するのです。
 
まずは簡単にできることをちょっとずつ。
 
単純だけれど、これが自分に足りない行動を増やす
「科学的な」やり方なんです!

 
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